アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
147
-
「あおいくんがフェラしてくれんなら、考えてあげてもいーよ」
灯厘の腕を掴んでいた男がニヤリと口角を上げ笑った。
「ほら」
「蒼衣…もぅ、やめてっ……」
「ははっ…すごい泣いてる」
こんなに泣いてる姿を見てもなお、そんな風に笑うなんてこいつら本当にクズだ。
「で?どうする?」
助けられるのは、この場に俺しかいない。
「やる、やるから…」
「蒼衣っ…やだ、蒼衣ぃ…」
男は灯厘から手を離し、俺の前までやって来てモノを出した。
「ちゃんとやれよ?」
やり方なんて、分からない。
でも、やるしかない。
口を開けて、舌を出して舐めようとした時だった。
ガンッとドアが大きく音を立てた。
その音に全員がドアの方を見ると、人影が見える。
「チッ…タイミング悪っ」
「でも鍵閉めてるし大丈夫だろ」
「俺だけしてないしっ」
突然頭を両手で掴まれると、口に無理やり突っ込んで来て、さっさと済ませようとしているのか激しく上下に揺さぶられる。
「うっ…ふ…ん"ぅ!」
「うっわひでぇ!」
男たちが笑い声が耳に入ってくる。
そしてどこか遠くで、ガチャンと音がした。
いつのまにか、灯厘が立ち上がりドアの鍵を開けに行っていた。
入って来たのは、
「灯厘っ…」
「蒼衣っ!!?」
白雪姫姿の柾くんと海で。
そしてすぐにバキッという鈍い音が室内に響いた。
いつの間にか口から男のモノはなくなっていて、目の前に居たはずの男は床に倒れ込んでいる。
「てめぇふざけんな!蒼衣に何してやがる!」
男を殴ったらしい海は、倒れ込んだ男にさらに殴りかかる。
完全にキレてる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
148 / 371