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立った状態のまま、下から挿入され始める。
先程までとは比べ物にならないくらいの圧迫感と違和感、そして痛みが俺を襲う。
「いっ、た…」
「はぁ、きっつ…」
「やっ、だぁ…」
「はっ 挿れただけだし。動くからな」
そう言って、瀬古は律動を開始した。
快感なんてものは少しも感じられなくて、とにかく苦しさばかりが俺を襲う。
入り口は切れて、傷口を抉るような動きに、俺の中を支配するのは身体を貫くような痛みと恐怖だけ。
「くっ…いっ…」
終わりの見えない行為に、犯されてるというこの状況に、涙が頬を伝った。
本当に俺、犯されてるんだ。
伊吹くんの復讐のために。
なんとか、痛みを逃そうと息を吐き出すことに集中して、痛みから気を逸らして、そして、
早く、一刻も早くこの行為が終わることだけを願った。
頭を撫でられたかと思えば急に髪を掴まれて、顔を後ろへ向かされた。
「っ触ん、なっ!」
「はっ、お前今自分が置かれてる状況分かってんのかよ」
馬鹿にするように笑うと、髪を後ろへ強く引かれ再び額を棚へ打ち付けられた。
悲鳴が、声にならなかった。
そして何度も何度も犯されて、散々中に出され、痛みで意識を失い掛けた頃、漸く俺は解放された。
この行為で俺がイッたのは直接触られたあの一回だけで、ただただ苦痛でしかなかった。
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