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やってもらいたい縛り方を探す。
その課題を終えるべく俺はUGを含むアングラサイトを地道に徘徊していた。
「なんだよくわからないものばっかだな……。」
緊縛初心者の俺からしてみればどれも同じに見える上に漢字が難読すぎて理解が出来ない。
サイトの漢字をコピーしてはペーストして
画像検索をかける。
これを小一時間程度続けていた時。
一枚の写真にドクンと心臓が鳴った。
「ぎゃ、逆海老縛り……。」
腕は後ろでまとめられ、脚は開いた状態で背中を反らせこれもまた後ろにまとめられている。
身体を仰け反らせたまま縛られるその形が
地味に下腹部に響く。
見れば自分のモノが緩く持ち上がっていた。
「ま、まじかァ……、俺やっぱおかしいのかな。」
溜息を大きく吐き、スマホをテーブルに置けばソファに移動してズボンのチャックをゆっくりと下ろす。
これは生理的現象だ。仕方ない。
「っふ……ぁ、あー、やばい」
クチャクチャと水音を立てて両手で扱く。
脳裏にはさっきの縛られた女性の写真が強く焼き付いている。
あそこまで固められたら……気持ちいいのかな。
俺らしくない思考に腹の中が疼いて脈を打って切なくなってしまう。
「く、そ……毒されてるな。」
下着も何も膝まで下ろして、ソファの上に四つん這いになった。
先走りでドロドロの指を後孔に当ててふにふにと押したりトントンと叩いてみる。
それだけで思わず締めてしまいいたたまれなさが凄い。
「これは本格的にヤバいかもしれない。」
人差し指をゆっくりと進めていけば
『ひとりえっちでもここ使っちゃうの?』
聖さんの声が聞こえた気がして腰に電流が走る。
「あぁっ、ぁう……んっ。」
甘ったるい声がヨダレと一緒に零れた。
最悪だ。
現在賢者モード突入となった俺は頭を抱えて羞恥のあまりにのたうち回っている。
オナる?尻の穴で?俺らしくない!!!
ピコンッ
Limeの着信音が鳴るとそこには聖さんからのメッセージだ。
『明日は楽しみにしてるよ。課題、ちゃんと出来たかな?』
嗚呼……これは明日絶対にバレちゃいけないぞ…。
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