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DVD
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「ねぇ、サク。」
「ん?」
「そういえば、コレ、回ってきたんだけど。」
風呂上がり、アイスを食べながら部屋でまったりしていたら、そんなことを言ってきた。
「なにそれ。この前の試合のDVD?あのぼろ負けしたやつ?」
「違うよ。」
「じゃ、なに。」
「AV。」
「えーぶい?」
「サクの好きなエッチなやつだよ。」
「は?!す、好きじゃねーし!ってか、何で?!」
「部活のときに庄司がサクに渡せって言ってた。」
「コハクのやつ…。」
「サク、見たことないの?」
「ねぇよ。」
「ふふっ。」
「んだよ!お前はあるのかよ!」
「ないよ。」
「じゃ、同じじゃねえかよ。」
「そうだね。サクと一緒。」
なんでか嬉しそうに笑うキョウヤ。
いつのも後ろから抱っこで甘えて来たかと思ったら、耳もとで
「一緒に見よう?」
とエロい声で囁いてきた。
「いや、見ねえし。」
顔が熱い。
「なんで?」
いや、その声やめろって。
耳に息かけるな!
「興味ないから!」
「オレは見てみたいけど。お前と一緒に。」
「オレは、やだ!」
「まさか…こわいの?」
「は?!こわくなんかねぇし!」
ガバッと離れて、キョウヤの顔を見ると、すんげーやな顔でニヤニヤしてた。
このまま見なければ、なんか負けを認める気分。
「見るし。余裕だし。」
ニコッと優しく笑われたかと思ったら、何故か頬にキスされた。
「な、ナニ?!」
「お前がチョロすぎて、愛おしい。」
「は?!ナニそれ!」
オレから離れ、手際よくDVDの準備をする幼なじみ。
オレの部屋のことなら何でも知っている。
二人でいるときって、たいていキョウヤが動いてくれてるような気がする。
DVDが再生される。
思わずゴクリと喉が鳴る。
いつもの抱っこではなく、何故か隣に座ってくるキョウヤ。
そして、腰に手を回してきた。
ん?!
なに?!と思ったが、DVDが始まっているので、ツッこみを入れられないまま受け入れた。
コイツ、一緒にいるときは、オレのどこかに触れてないと落ち着かないらしい。
エロDVDの内容は…仲良しカップルとその女友達の三人が楽しそうに宅飲みをしている。
女の子、二人とも可愛いな。
オレは女友達の方が好みかな。
とか思っていたら、彼女が酔っぱらって寝ちまった。
彼氏と女友達は酒が強いらしく、まだガンガン飲んでる。
女友達は、酔って目がトロンとしてきて可愛くなってきた。
ほんのり赤くなったほっぺと、潤んだ瞳がヤバい。
男も、彼女がいるのに、この子の可愛さにやられ気味。
さっきからエロい目で見すぎ!
女友達のスマホに電話がかかってきたから、一瞬席を外した。
その間に、男は何故か暖房をつけた。
電話を終えて戻ってくるかわいこちゃん。
どうやら彼氏からだったらしい。
「そろそろ彼が迎えに来る。」とのこと。
男の表情が変わる。
明らかに嫉妬してる。
「部屋暑いね。」と女の子が言った。
クーラーをつけるふりをしてさらに温度を上げる男。
酒を進めるふりをして、さりげなくそばへ近寄る。
暑いと言って、いきなりTシャツを脱ぎ出す男。
ムカつくくらいイイ身体してやがる。
女の子もそう思ったらしく、照れてて可愛い。
「サク?」
「ん?」
「この後どうなると思う?」
「え?エッチなことするんじゃね?この二人が。」
「…。」
「何、その顔。」
「彼女がいるのに、この男、最低だな。」
「え?そこに注目してるのか?」
「サクのことが心配になってきた。」
「なんで?!いや、オレ、もし彼女できたらちゃんと大事にするし。浮気とかしねぇよ。」
「そっちじゃないよ。」
「?」
「可愛いサクが酔わされて、食われてしまわないか心配になった。」
「ん?!」
「オレの立ち位置、この女友達?!」
「そう。」
「いやいやいや!ないから。」
「オレがいないときに、他の男と飲み会しちゃダメだよ?」
「大丈夫だって。ってか、オレ男だし。」
「可愛いサクが心配すぎる。ほら、やっぱり食べられちゃった。」
「あ、ほんとだ。」
しかも、彼女の隣で…。
うわー、やべー。
「サク、興奮してるの?」
バレちゃった。
「…抜いてあげようか?」
「っや!やめろ!」
ズボンの中に手を入れてきた。
「やだ!やめろって!!」
「ふふっ。カチカチだね。先っぽヌルヌル。」
「やだぁ…。」
「あれ?サク、泣いちゃった?ごめんね。」
「やだって言ったのにぃ…。」
「ごめんね。」
「やだ。もうやだぁ…。ばか。」
「…泣いてるサクも可愛い。」
「最低!」
「じゃあ…続き見ようか。」
「もうそんな気分じゃねぇし。」
「でも、やっと挿入だよ?」
「そ、そうにゅーとか言うな!生々しいな!」
「彼女の横でセックスしちゃうよ、この二人。」
「…うわぁ!」
「サク、こういう大人しそうでエッチな子が好きなの?」
「別に。」
「じゃ、こっちの彼女みたいに元気で明るい感じの方が好き?」
「…いや。」
「じゃ、この彼氏みたいに軽いのが好きなの?」
「いやいやいや。男には興味ないし。」
「そうなんだ。」
「キョウヤは?」
「どれも好みじゃないかな。」
「お前、理想高いの?あ、わかった。例の癒し系の子以外に興味ないとか?」
「そうだね。」
「でも、どうせ勃ってるんだろー?」
「ないよ。」
「見せてみろよ。」
「えっ、サクっ?!」
「あはは!お前の慌てる姿見るの、なんかイイな!さっきの仕返しだ!」
「…。」
キョウヤのズボンと下着を無理矢理下ろす。
「マジか。」
存在感は十分だが、ふにゃふにゃ…。
エロいシーンを見ても立たないとか、相当枯れてるんじゃねぇの?
「ふにゃふにゃ!」
「だから、言っただろ。」
「なんで?!お前、不能?!」
「そんなことないと思うけど。好きな子以外に反応しないんだ。」
「…へぇー。一途だな。」
「うん。言っただろ。ずっと片思いだったから、その子以外考えられない。」
「…でも、お前、よくオレのケツにそのバケモンみてぇなの固くして擦り付けてんじゃん。」
「そうだね。」
「幼なじみのケツに興奮するとか、お前どんだけ欲求不満なわけ?」
「…サクだから。」
「?」
「サクだから反応してるんだよ。」
「?ふーん。」
エロいDVD見てもふにゃふにゃなのに、オレには反応するって変なの。
オレは、キョウヤにケツ擦られても勃たないけど。
このDVD見たら、めちゃくちゃ勃っちまった。
「サクに見られてたら、勃ってきた。」
「なにそれ。見られて興奮するタイプ?」
「ん…サク…顔近すぎ…。」
「おっ。ほんとだ。勃ち上がってきたじゃん。」
腹に付き添うなくらい。
「うわ。なにこの凶器。目の前にあるとやべえ。高校生のじゃねぇだろ、このサイズ。」
DVDの男のよりでかい。
「サクのは、白くてキレイだよ。先はピンクで可愛いし。パイパンなのもそそる。」
「…パイパンなの気にしてんだから言うな。生えて来ないんだよぅ。」
「サクの身体なら、どこでも詳しいよ。誰よりも。脇もスネもツルツル。」
「きもっ。んなこと詳しくなるな。」
「ひどいなぁ。ねぇ、せっかくだから、抜きっこしようよ。」
「まぁ、二人とも固くなってるしなぁ。…てか、引っ掛からねえからな!」
「残念。」
「でも、めちゃくちゃムラムラする。うわ!」
「DVDみたいに、口でシてあげようか?」
チラッと画面に目をやると、女友達が男のを美味しそうにしゃぶってる。
親友の彼氏の、よくしゃぶれるよなぁー。
しゃぶってる顔も可愛いとか、すげーな、この子。
「この男の人、気持ち良さそうだね。」
「う、うん。」
「コレ、してあげようか?」
「え?してくれんの?」
「うん。」
「いや、オレはキョウヤのしゃぶれないからな?」
「うん。いいよ。サクは、この子にしてもらってるとでも思って。」
「んー…。」
エロDVD見てサカッたからって、幼なじみにしゃぶらせるのってどうなの?
キョウヤはしてくれるって言ってるけど。
やっぱり違うよな。
「いや、いい。しなくていい。ってか、したくない。」
「そう。」
ニコッと笑ったかと思ったら、オレのことを後ろから抱っこして、いつもの体勢になって、最後までDVDを見た。
ケツにゴリゴリしたもんを擦り付けられながら。
熱いんだよ。
ケツが!
しかも、なんかオレの匂いかいでくるし…。
耳をハムハムするなぁ。
「気持ち良さそうな顔してるね。寝取られてるのに、感じすぎじゃない?この子。」
「寝取られてるからこそ、興奮してんだろ。」
「サクも彼氏いるのに、他の男とヤっちゃダメだよ?」
「ん?あぁ、彼氏いる子には、手、出さねえよ。」
「そういうことじゃないんだけど。オレが守ってあげるからね。」
「へ?」
首筋にキスしてきたし!
「な、なに?ちょっと!キョウヤ?!」
「サクが他のヤツに取られないか心配になってきた。こんなDVD見るんじゃなかった。」
「浮気はしねぇって!大丈夫だし。」
「でも、サク、気持ちいいのに弱いだろ?」
Tシャツの中に手を入れられ、乳首を優しく撫で撫でされる。
「きゃんっ…。」
油断していて、思わず変な声が出てしまった。
「ほら、こんなに可愛く感じちゃうだろ。」
「違うっ。今は油断してただけ!」
「どうかな。試してみる?」
Tシャツを脱がされ、乳首をクリクリとこねくり回される。
「ふぁっ!な、何すんの?!」
「気持ちいい?」
「…や…だっ!」
「すごい。ぷっくりしてきた。感じてるの?」
「違うし!っあ…ん…。」
「可愛い声。舐めてもいい?」
「ダメ!絶対ダメ!ダメだってマジで!」
キョウヤの頭をグイッと押すが、力では勝てるわけもなく。
「マジで、笑えねぇ!馬鹿!辞めろ!」
「少しだけ味見してもいい?」
ちょこんと舌が触れるだけで、変な気分になった。
「…やめろって言ってるのにぃ…。」
「ごめんね。今、スッキリさせてあげる。」
「いい!自分でやるし!」
キョウヤを押しのけて、風呂場へ走る。
乳首の先っぽをちょっとだけ舐められただけで感じすぎ。
恥ずかしいし!!!
バカバカバカ!
オレのバカァ!
初めて射精しちまうかと思った。
射精って、こんな感じなのかもしんない。
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