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やきもち
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「サク、なんで、あんなにマモル先生になついてるの?」
「ん?なんでって?担任じゃん。」
「モサッとしてる。」
「モサッ?」
「…サクは、いい子だね。オレは、見た目だけしか、見えていないのかも。でも、モサッとしてるとうか、ダサい。」
「お前、そういうの気にするんだ。なんか意外だな。だって、マモルせんせ、授業面白いし、試合もきっと来てくれるぜ?たまーに、笑う顔、可愛いじゃん。」
「…サクは、モサッとしたのが好きなの?」
「ん?嫌いじゃない。」
「オレよりも好きなの?」
「へ?なんで比べなきゃいけないの?」
「…どっちが好き?」
「???」
「どっちが大事?」
「なんか、彼女みたいだな、キョウヤ。しかも、とびきり重たい彼女。」
「ごめん。」
「はは。キョウヤって、男くさい見た目のくせに、中身が女々しいのな。」
「…格好悪いね、オレ。」
「格好悪いけど、凹んでるキョウヤは、結構好きだぜ。お前って、あんまりそういう顔しないもん。大きいわんこが、耳たらしてしょぼんとしてるの、可愛い。」
「…わんこ…。」
「お手。」
「わん。」
「あはっ。ホントにお手した!おかわり!」
「…サク。」
反対の手を握り締められた。
「この手に触れていいのはオレだけだって約束して?」
「は?なんでだよ。」
「サク…。」
「なんでそんな顔すんの?」
「やだ。他のやつのこと褒めたらやだ。」
「え、やきもち?」
「そう。」
「可愛いやつ。オレのこと好き過ぎだろ。」
「好きだもん。」
「イヤな気持ちにさせてごめんな。キョウヤを一番にしなきゃダメなんだよな?」
背伸びして頭を撫でてやると満足そうな顔をしている。
オレ、キョウヤのこと甘やかしすぎじゃね?
でも、やきもちやくとか、なんか可愛くて。
イケメンのくせに、やきもちとかやいちゃうんだぜ?
可愛い!
「サクは、オレのもの。」
「んー、オレはオレのもんだけど、まぁ、キョウヤのだってことにしてやってもいいよ。」
「本当?」
「あぁ。お前に独占されるのも、悪くはないかなぁー。」
「嬉しい。」
「でも、キョウヤもちゃんとオレのもんになれよ?」
「それはすでになってるから心配ない。」
「そうだったの。知らなかった。」
「他のやつに触らせたことなんかない。オレの身体は全てサクのものだよ。」
「あぁ、あの美味くてエロ乳首もオレのもんね。」
「…そうだね。美味しくはないと思うけど…気に入ってもらえて良かった。」
「キョウヤの乳首も精液もマジで美味いって。今度味わってみろよ。」
「やだよ、自分のなんて…。」
「だよなぁー。自分の乳首舐めるとかできねぇもんな。」
「…そうだね。残念ながら。」
「あ!いい方法考えた!」
「ん?」
「オレがお前の乳首舐めるだろ?その後、オレの舌をキョウヤが舐めたら間接的に味わえるだろ?」
「サク、天才。」
「まぁなー!今度試してみような?」
「待ち遠しいよ。」
「そうか、そうか。」
「精液…オレもサクの飲みたいな。」
「あぁ、オレは、出したことないから、出ないかもしんないけど。出せるようになったらな。」
「初めての射精は、オレがいただくよ。」
「うーん。そんなの欲しいのか?」
「欲しい。飲みたいな。」
「どうやったら出せるの?」
「気持ちいい波が高まったときかな。」
「今朝、オレがキョウヤのちんこ、ちょっと触ったらイッたじゃん?」
「あぁ…。」
「アレって、あんなすぐ出ちゃうもん?」
耳まで真っ赤なキョウヤ。
「あれは、忘れて。あんなすぐにイッてしまって恥ずかしい…。」
「早いのってダメなのか?」
「早くイッちゃったら、相手を満足させられないだろ?」
「ん?そうなの?」
「セックスしてるとき、女の子はまだイッてないのに、男だけイッてしまったら、女の子は満足すると思うか?」
「思わない…。」
「だから、あの暴発は、本当に恥ずかしいから、忘れてください…。」
「分かった。男同士の約束だ。」
「ありがとう。」
「オレもキョウヤみたいに射精できるようになりたいな。」
「これから一緒に少しずつ頑張ろうね。」
「おぅ!頼りになるな!キョウヤは!」
「オレ以外とは、練習しちゃダメだよ?」
「分かった!」
ヤキモチ妬いてたはずなのに、ニコニコ笑顔のキョウヤ。
満足そうにオレの手を握って、家に向かう。
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