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アケミさん
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「サクちゃーん!」
出た、変な客、その2。
「会いたかったぁ!あぁ、最高の癒し!我が天使!」
「仕事、お疲れサマ。アケミさん、今日もココア?」
「サクちゃん、ありがとっ!でも、今日はココア辞めとこうかなぁ。」
「じゃ、水?」
「んもう!冷たいんだからぁ!理由くらい聞いてよぅ!」
「へいへい。どうせダイエットだろうけど、大好きなココアを辞めとくだなんてどーしたの?」
「てきとーすぎ!しかも、図星すぎ!」
「かっこいい同僚にでも、指摘されたんだろ。」
「ちがっ!ちがうよ!そんなんじゃないよ!断じて浮気なんかしてないよ!アタシは、サクちゃん一筋だし!」
「へぇ、アケミさん、浮気かぁ。」
「違うのよ!サクちゃん!別にかっこいい同僚って訳じゃないの。たまたま今、仕事で組んでる同僚よ?ちょっぴり顔は整ってるかもしれないけど、サクちゃんには劣るし。」
「ってか、太ったとか気付くなんて、その人、すげーな。オレは全く気付かない。おっぱい、変わってないし。」
「いやん!そんなとこ見てるの?サクちゃん!女の子なのに!」
「女じゃねーって言ってるだろ。」
「こんな可愛い男の子がいてたまるもんですか!アタシより可愛い男の子なんか、いるはずないもん!もし男の子なら、天使!」
「天使でもねぇけど…んで、かっこいい同僚とは、どーなんだ?」
「んー?アタシ、男の人、興味ないもん。ただ、男の人なのに、いやらしくないから。」
「えっ?美人なのに、彼氏いたことないの?」
「サクちゃんに美人って言ってもらえて嬉しい〜。男の人苦手だもん。可愛い女の子が好き!」
「え?彼女は、いたことあるの?」
「ないわよ。可愛い子を愛でるのが好きなの。触りたいとかは、そんなに思わないかな?」
「性欲ないんだ。」
「エッチ〜。」
「で、同僚とはどこまでイッたの?」
「どこまでって?」
「ヤッた?」
「ん?」
「アケミさん、大人かと思ってたけど、ピュアなんだね。」
「えっ?何?サクちゃん!その色っぽい笑み!」
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