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厨房
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キョウヤは、バイトのとき、基本的に奥にいる。
料理も出すから、ミサキさんに教えてもらいながら覚えているみたい。
基本的、ミサキさんが作って、キョウヤは手伝ってる。
出来上がったものをオレが運んでいる。
コーヒーは、まだミサキさんしか入れられない。
ミサキさんの演奏を聴きに中からキョウヤが出てきた。
バイト中はお互い忙しくて、ほとんど会話することがない。
こうやって横に並んぶのって、なんか新鮮。
「ミサキさん、楽しそうだね。」
「ん、オレ、こっちのミサキさんのピアノより、いつもの方が好きだな。悲しそうに弾くけどさ。」
「そう。サクは耳がいいんだね。」
「なんで?」
「ふふっ。注文が入ったから戻らなきゃ。」
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