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好きなのかな?
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ふとした仕草が好きだ。
目が合ったときに、優しく微笑んでくれるところも。
そばにいると、必ず、どこか、触れてくるところも、嫌いじゃない。
それは、二人きりのときだけど。
最近気付いたけど、オレにだけ、甘いのも、好きだし、嬉しい。
オレって、もしかして、キョウヤのこと、好きなのかな?
気持ちいいことしてくれるから、錯覚?
身体がキョウヤを求めているのは明らか。
シてもらってるときも、オレが口でくわえてるときも、身体がキョウヤを欲しがってる。
なんか、もっと、めちゃくちゃにして!!!って、身体が訴えてくるのが分かる。
キョウヤを自分のモノにしたいし、キョウヤのモノにされたいって思う。
自分がキョウヤのモノだってシルシが欲しいし、シルシをつけてやりたい。
コレって、好きだからなんじゃねぇかなぁ?
違うのかなぁ?
「サク?考え事?」
キョウヤに抱っこされながら、あれやこれやと考えていた。
気持ちいいなぁ。
キョウヤに抱っこされんの。
いつもは、背もたれくらいにしか思ってなかったけど。
今は、なんか違う。
後ろから抱っこじゃなくて、向かい合ってみた。
「どうしたの?」
「んー、別にぃ。」
「急に甘えてきて、可愛いな。サクは。」
「いいから、抱っこしろよ。」
「抱っこだけでいいの?お姫様?」
「さわって。いっぱい、かわいがってほしい…。」
「…どうしたの?サク…。」
「甘えたいだけ。」
「分かった。たくさん、甘えさせてあげる。」
「ねぇ…キョウヤ…?」
「ん?なに?」
「キョウヤの唇…、気持ちいい…。」
「ふふっ。ありがとう。サクの肌に触れるのも、すごく気持ちいいよ。食べてしまいたいほど、愛しい。」
「食べていいのに。歯、たててもいいよ?」
「そんなことしたら、サクのきれいな肌に傷がついてしまう。」
「つけたくないの?」
「傷をつけるなんて…。大切にしたい。」
「でも、オレは欲しいけど…。キョウヤのモノだって、シルシ…。」
「…あまり、可愛いこと言わないで?」
「キョウヤ…、噛んで?キョウヤのモノだって、シルシつけて?」
「…!!!」
「キョウヤは、つけたくないの?キョウヤのモノにしたくないの?」
「…サク?どうしたの?なんだか、おかしいよ?」
「ん…自分でも変だって分かるけど…キョウヤのシルシが欲しいんだもん。痛くシてもいいから、つけて?」
「噛まなくても、シルシならつけられるよ。」
「ほんと?つけて。」
「分かった。」
「…んっ。」
首筋をチュッと吸い付かれた。
「なに?今の。」
「キスマーク。」
「コレがシルシになるの?オレ、キョウヤのモノになった?」
「なったよ。」
「なんか嬉しい。」
「可愛すぎて、倒れそう。」
「まだ、倒れちゃダメだからな。もっとシて?」
「分かりました。お姫様。身体中につけてあげるよ。」
「嬉しい…。いっぱい、つけてぇ。」
「服、脱がせてもいい?」
「ん…いいよ。」
するすると、キョウヤに部屋着を脱がされ、何も着ていない状態になる。
恥ずかしいけど、もっとキョウヤに見てもらいたい。
この熱いまなざしを独り占めしたい。
この男をこんなオスの顔をさせてるのが、自分なんだと思うと興奮する。
やっぱり、好きなのかな?
キョウヤのこと。
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