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嘘だろ
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「ん…っ。」
「キョウヤ…!」
2.3時間後、目を覚ましたキョウヤ。
両親たちは、マモル先生が来てくれたので談話室で話している。
キョウヤが目を覚ますまで待ってるって言っていたから、すぐに呼ばなきゃ。
「良かった!キョウヤ!頭、痛くないか?」
「…うん…。」
「キョウヤ…!」
思わずキョウヤに抱きついてしまった。
いつものように抱き返してくれないことに違和感を覚える。
「キョウヤ?」
「…ごめん…。」
「え…?ごめんって?」
「…君は…誰?」
「え……嘘だろ…?」
「…思い出せないんだ。君のこと。他のことも…。」
目の前が真っ白になる。
「嘘だろ?」
「君は…誰?オレの…友達?」
「…やだぁ…やだよぅ…キョウヤぁ…。か
「泣かないで?ごめんね。でも、思い出せないんだ…。」
「オレは…キョウヤの…。」
「オレの…?」
「…幼なじみ…。」
「そっか、幼なじみか。」
頭の中が真っ白になるってこういうことだったんだ。
キョウヤなのにキョウヤじゃないヤツが目の前にいる。
オレのことウザいくらい大好きで、エロいキョウヤは、どこ行ったんだ?
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