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これはあかん【tngr】
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※トントン視点
俺達は月一でゲームをする。トランプだったり、人生ゲームだったり手頃に出来るやつ。それに追加で負けた奴には罰ゲーム。
過去の例で言うなら風俗一ヶ月禁止とか、煙草禁止とか、一位の仕事を全て引き受けるとか…。とりあえず、色々や。
今回もゲームをした。負けたのはロボロとグルッペン。
あ、ちなみにグルッペンと俺は付き合ってる。でも、お互いに手加減はしない主義やから負けても文句はなしや。
なしやけど…。
「大先生?この男性サイズのメイド服は一体どっから調達してきたん?」
「最近遊んでる娘がこーゆーのに詳しくて貸して貰った。」
煙草を吹かしながら、さらりと言う大先生。
俺の目の前にはメイド服姿のグルッペンがいる。顔が殺意に溢れているが…。
「ロボロ似合っとるでwww」
「身長にピッタシやん。」
「やかましい!!」
コネシマとゾムがロボロを煽っている。
俺といえば、視線がグルッペンから離せなかった。
「お前…よう着れたな…。」
「あ?喧嘩なら買うぞ?」
膝丈までのヒラヒラスカート。元々体毛が薄く日焼けしにくいせいか、足は白くてつるつる。若干筋肉質なのも着痩せで上手く隠れている。目が人を殺しそうでなければ、完璧のような気がする。
「グルちゃん、めっちゃ似合ってんで。」
「鬱。お前、明日の朝食には気を付けろ。」
「何!?毒でも入れるん!?」
顔色が真っ青な大先生。そこにオスマンがやってきた。
「なあなあ、グルさん?一回スカートペロッてして見せて?」
俺は勢い良くオスマンの方を向いた。
「はぁ!?オスマン、おまっ!何言っとんねん!」
「ええやん。男同士やし減るもんちゃうやろ?」
「ロボロは無理矢理だったから」と呑気に言う。こいつ…。
大先生も大先生で、さっきのをものともしなかったように「見たいな〜」と賛同する。見たいコールが激しくなる。
俺は、堪えきれずグルッペンの手を掴んで
「茶化すのもいい加減にしろ!コイツは俺のやからな?!」
と言ってしまった。気付いた時にはヒューヒューと茶化すオスマンと大先生。驚いてこっちを見てる他の連中。そして、顔を真っ赤にしたグルッペン。
「お…俺、着替えてくるわ!」
ダッシュで逃げるグルッペン。
「あ、ちょっ!待てやグルッペン!」
俺は慌てて追いかけた。
※※※※※
「相変わらず策士やな〜、マンちゃん。」
「大先生やてそう狙ってたやろ?」
「あの二人で遊ぶのめっちゃ楽しええわ〜。」
「それには同意するな。」
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