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キラキラが止まらない【osht】
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注、エーリアンマルチの台詞あり
※ひとらんらん視点
「助けに来たよ、ひとらんらん。」
「ありがとう、待ってたよ。」
それは、まるでドラマのワンシーンのような。
いつも下ネタとか、あとはまあ…いろいろ。
そのくらいしか言わないオスマンが、あの日はヒーローに見えた。
それからだ。俺がおかしいのは。
「……。」
「ど、どうしたん?ひとらん、顔色悪いで?」
目の前の席に座るコネシマが、恐る恐ると訊いてくる。
顔色が悪い?そりゃそうだ。
ここ最近寝れてねえんだから。
「飯も食っとらんし…、ホンマにどないしたん?」
「…いや、外道丸の死が悲しくて…。」
「いやいやいや!それ結構前やん!明らかに関係ないやろ!?」
誤魔化せなかったか、手間だな。
溜め息をつきながら、自分でも要因を探ってみる。
まあ、一つしか見当たらないんだけどな。
「ちくしょう…。」
「なんで今暴言吐いたし。相談ならのるで?」
たまにコネシマはイイヤツになる。たまに、だけど。
正直、話したくなかったが言えばスッキリするかと思って口を開く。
「実は…。」
「あれ?コネとひとらんやん。」
聞き慣れているはずなのに、その声に俺は飛び跳ねた。
「おお、オスマン。実は…。」
立ち上がり、俺は駆け出す。
戸惑ってコネシマが呼び止めようとするが、そんなの耳に入る訳がない。
全速力で自分の部屋に入り、そのまましゃがみ込む。
「な…なんで…。」
俺の最近の悩み。それは
オスマンの顔が声が、まともに見れないし聞けない。
しかも、頭から離れてくれない。
姿を見れば、何故かキラキラして見えるのだ。
「おかしいだろ、こんなの。」
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