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プロローグ
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4年が過ぎた。
長い時間に稽古や知恵、能力など様々なことをした。
体力や魔力が上昇したとかヒタキが言っていた。
でもなかなか自分では何も感じないし何も思わない。ただあるのは復讐だけである。
【灼!さっさと起きんか!クロウズ学院に入るんじゃろ】
ヒタキがうるさく言うので時間を見てみると、何と5時であった。こんな朝早くに起こされて気分は良くなかった。
「後10分……」
【お主は知らんじゃろうが、ここからクロウズ学院まで結構の差があるんじゃぞ!テレポーテーション使ってもせいぜい5分か3分じゃ!】
「早いじゃん」
【そりゃテレポーテーションじゃからのぅ…早く準備して朝飯食って稽古して服に着替えて行く準備をするのじゃ】
「オカン……」
『灼の意見に同意します』
【何を!!稽古でも約2時間、朝飯は大体10分、服を着替えるのに3分、持ち物などの確認に5分!色々すべき事はあるのじゃぞ!】
『母親以上ですね』
「ヒタキの親は育て方間違えたんじゃない?」
『この烏の親は皆自由で色々教える代わりに性格などはとやかく言わないんですよ…それで私に愚痴やなんやら…契約を破棄してやろうかと考えたものです』
「ヒタキとティアナは契約してたの?」
『少しばかり契約を。ですがもう赤の他人で私の主は灼ですから。こんな気持ち悪い人と戦うなんて真っ平御免ですよ。灼こんなのに成り下がってはなりませんよ?』
【お主、言いたいことをズバズバ吐きおって……】
『あら本当の事でしょう…小さい頃から我儘で!自己中で自意識過剰ではないかと心の中や元主に愚痴を言ってましたし…結構スッキリしたはずなんですけどね……』
「ヒタキは屑だったんだね」
『はい!灼の意見に同意です』
【ふん!そんな昔の事なんて覚えとらんわ!さっさと準備をするのじゃ!】
ヒタキ、ティアナと色々話してたら6時を回っていた。
稽古や朝飯、服を着替えて家を出る。
この家ともここでさよならか……
切り替えて僕はテレポーテーションを使う。
地面には魔術が浮き出て光り出す。
【さぁ!行くぞ!】
僕の復讐はここから始まる
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