アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
入学式8
-
Sクラスが先に体育館に入り、ゾロゾロと他のクラスも続いて行く。俺たちの番になり入ると中はとても広く天井にはシャンデリアがあったりまさに金持ちである。
「ほぇー」
「すんげぇー」
「金の無駄…」
「はぁ……」
上からアリス、雪渓、牙狼、俺と喋る。
「おら!お前らの席はここだ!」
腕を広げ自慢げに言う。
椅子がソファーである。
「先生、他のクラスはふわふわ感、溢れるちゃんとした『椅子』なのになんで俺たちのだけソファーなの?」
「5人しかいないから」
「他のクラスは10人程度、5人の俺らとほぼ変わらないと思いますが?」
「いいんだよ!ありがたく座ってろ」
渋々ソファーに座っていく。
左から
俺 牙狼 アリス 氷狐竜 雪渓
と座っている。
「なんで僕は二人の間なのかな?」
「「え?何となく?」」
苦笑いをする氷狐竜はため息を一つ。
「おい!テメェらー全員揃ったところで始めるぞ」
烏鷹が大きな声で言う。
《それでは、これから入学式を始めたいと思います。まず最初のお言葉を理事長お願いします》
「皆さん御入学おめでとうございます。このクロウズ学院は人数が少ないですが立派にこの学院に入られた事に嬉しく思います。勉学、技術などきちんとし3年間を過ごしてください。因みにFクラスの皆さんそのソファー如何かなそれは私のお古でね。椅子が5人分なかったのでそれで代用したよ。座り心地は抜群!それを君たちにあげるよ。教室にでも置いといてくれればいいよ」
《はい、お言葉有難うございます。少々必要のないお言葉が入りましたがお気になさらずに……
次に生徒会役員、天狼会長のお言葉です》
「生徒会会長の天狼 日和だ。まぁ人数はその程度か………俺たち生徒会や各委員会には手を出さない方がいいと忠告はしてやろう。在校生!お前らはちゃんとこの学院でのルールを守るように以上だ」
《はい、お言葉有難うございます。少々脅し文句が聞こえましたがスルーでお願い致します。それでは生徒会と風紀員による新入生歓迎会を始めたいと思います。ルール説明は後ほど。一旦休憩に入ります。体育館の外に出ないようお願い致します。それでは一時解散!》
理事長と生徒会会長のお言葉は終わり少しばかりの休憩に入っていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 19