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小野くんは…
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神谷side
「ぷはぁっ!!」
僕は小野くんと居酒屋に入り、さっそくビールを飲んでいる
と言っても僕はお酒に弱いから一気に飲むことは出来ないんだけど…
「小野くんいい飲みっぷりだね」
「え?まぁ久しぶりに飲みましたからね」
どうやら小野くんも久しぶりに飲みに来たらしい
やっぱり小野くんも人気声優なのだ
「ってか話したい事ってなんだよ?」
「えー?もう聞いちゃいますぅ?」
正直小野くんと飲みに来るのは楽しみだったが、話したい事と言うのが気になっていた
「もったいぶるなよ!お前から言ったんだろ!」
「あー、そうでしたねー!」
そうやってお茶目にしているところもまた可愛いんだ
「あのね…。俺ね…?」
「うん…」
辺りにシーンとした空気が流れる
「俺彼女が出来たんです!」
その言葉の意味を理解するまでに時間はかからなかった
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