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恋の応援
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神谷side
今日はDGSの収録日。小野くんとは1週間ぶりに会った。1週間ぶりに見た小野くんはとてもかっこよくて。
「おはようございます」
「神谷さん!おはようございます」
「小野くん、おはよう」
僕が挨拶するとやけにニヤニヤしている。そんなところも可愛いけど、この1週間で彼女と何かあったのかなー、って考えるともやもやする。
「なにニヤニヤしてるの?気持ち悪いよ」
「え!?神谷さんそれ酷い!」
「はいはい。どうせこの1週間も彼女とイチャイチャしてたんでしょー」
僕としたことが…。自分から彼女の存在出すなんて小野くんに変に思われるじゃかいか!
「ははっそうなんですよ」
ズキっと胸が痛む。でも、僕はその痛みに気付かないふりをして。
「よかったなー」
「はい!」
「あっ小野くんこのあと仕事は?」
「え?」
聞き返されて僕の気持ちがバレるような気がしてドキッとしてしまう。
「だから!このあと仕事あるの?」
「あっないです!」
「ふーん、小野くんが一杯飲みたそうにしてるから付き合ってあげてもいいけど?」
また僕は可愛くない言い方をしてしまった。周りからも神谷さんの誘いは分かりにくいって言われるのに。
「じゃあ俺に付き合ってもらえますか?」
「別にいいけど」
それでも小野くんは笑顔で返してくれる。その優しさに惚れたと言っても過言ではないかもしれないな…。
この後小野くんと飲みに行けるから収録頑張らなきゃ!
あと、この気持ちもはっきりさせて小野くんの恋を応援しなきゃ…。
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