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俺のパーカー
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「荷物、テキトーに置いとけ。
俺は風呂の準備してくるから」
「あーい」
栗原に秘密がバレてしまった。
あいつはヤンキーだけど人気者だし、すぐ噂は広まりそうだ。
いろいろ考えたけど、どっちにしろ俺の家に来ることは間違いないだろう
と思い、家に連れて帰ってきた。
さーて…どうしようか。
先生と生徒だからっていう以前に、こういう関係はなあ。
若い頃だけで十分だ。
「風呂の準備できたから先に入ってこい」
「えー直ちゃん一緒に入ろう?」
こいつは…
胸元はだけてるし、上目遣いで俺のことを見てくる。
男慣れしやがって…
「俺は後で一人で入るから。」
「ちぇー
…お風呂、お借りします」
「どうぞー」
やっぱり人の家にいるのは申し訳なく思うのか、礼儀がちゃんとしている。
本当に学校一のヤンキーかよっ
ちょっと面白いやつだな。
「直ちゃーん…これ、大きい…」
「……すまん。
今はそれしかないからそれ着ててくれ」
テキトーに着れるようにと置いた俺のパーカーとジャージが栗原にはかなり大きかったようで、ジャージは大き過ぎて穿けなかったのだろう。
袖から手も出ないほどのパーカー一枚で出てきた。
…栗原の白くて長い足に目がいって離せない。
「直ちゃん?俺の足ばっか見てる」
「すまん。風呂行ってくるわ」
きょとん顔の栗原に言われて気づいた。
栗原の足を見ていた自分に驚いて、落ち着かせるためにも風呂へ向かった。
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