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やっぱり嘘じゃん
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※悠人sideです
悠人は角谷からの告白に悩まされていた。授業の内容も右から左へと流れる。なんでこんなにも自分が同様しているのか理解できない。
悠人「はぁ…………」
好きと言われた日から角谷とは会っていない。
────悩む必要なんてない。あの人からどんな目で見られるか分かっているはずだ。
悠人は頭を振り角谷のことを消す。
──────…
「愛葉~!このプリント職員室まで運んでおいてもらえないか?」
─────先生まで、僕をいいように使うのか…
聞こえないよう小さく溜め息をつき、プリントを持つ。
長い廊下を歩く。ふと視界に角谷らしき人物が入る。角谷の隣にいる人物は楽しそうである。その人は悠人は知らない、綺麗な人である。角谷とその人の顔がゆっくりと近づき重なった。
ズキンッ
────なに…あれ…
それは二人がキスをしている所である。
────嘘つき…僕のこと好きじゃないんだ…
あいつは僕で遊んでたんだ
騙された
騙される方が悪いけど
心とは逆に表情は笑顔になる。
父親の前でずっとつくってた笑顔。
─────ほら、笑えば楽になれるでしょ。
昔の僕も
今の僕も
嘘つき
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1年A組 愛葉悠人(あいば はると) 主人公 被害 BL漫画など 一人称→俺だったり僕だったり 腐男子歴7年 姉がいる 黒髪
2年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや)
悠人より30cm高い
被害 ひ・み・つ♡
一人称→私
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