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パンツ3
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説明しようとしない角谷。後ろに隠された数枚のパンツ。
悠人は角谷からパンツを取ろうとすると…
パクリ(*ºчº*)
角谷はパンツを食べたのだ。あまりの衝撃的な行動に、悠人は開いた口が塞がらない。
悠人「先輩っ!!ぺっ!!ぺっして!!」
パンツによって膨らんだ頬。口を押さえてパンツを出さないと首を横に振り拒否をする角谷。
悠人「なんで、パンツなんて食べるんですかっ!!体によくないです!!ぺってして!!」
角谷の前に手を出すが、角谷の瞳から涙が溢れる。
(何だか、小さな子供を虐めている気分になるんだけど!!僕、悪くないよね?)
角谷「う"っ…」
嘔吐く角谷に、悠人は真顔になる。角谷は罪悪感で泣いているのではなく、ただ喉の奥にパンツが刺激して「オエッ」と生理的な涙を流しているだけだ。
悠人「先輩、ここで吐かれたら困るので、パンツを出してください。怒らないから」
角谷はパンツを出した。ビチョビチョに濡れた白いパンツ。白のボクサーパンツは悠人が中学時代、ダサイと友達に揶揄(やゆ)され捨てた黒歴史のパンツだ。
悠人「なっなんで、こんなもの…持ってるんだぁぁぁぁあ!!!!」
ちゃぶ台をひっくり返す勢いで、悠人は怒る。先程、怒らないと言ったはずなのに…
角谷は、すぐさま土下座のポーズをとる。
角谷「だって、可愛いんだもん…ごめんなさい」
悠人「もしかして、これもこれも…小さい頃からの僕のパンツを集めてたんですか?」
全てのパンツを確認すれば、絶対にはくことができないサイズのパンツまである。
角谷「好きなんだもん」
ここまでストーキングしていたなんて…一途なのはいいが、その年数が変態を磨きすぎた。
悠人「はぁ…どうせ使わないし…いいよ、もう…好きに使えばいいよ…でも、今使ってるのは取らないでね。困るので」
角谷「はりゅとぉぉぉお!!ありがとう!!あっ…このパンツ…可愛い…これ、穿いて!!」
昔、使ったであろう可愛らしいクマのパンツを角谷は出す。
悠人「これ、使わないから穿かない。」
角谷「まだ、穿けるよ?」
悠人「穿けても、こんな恥ずかしいの穿かない!!」
角谷「さっき、俺が好きに使っていいよって悠人言ったよ?俺が好きなように使う!!」
悠人「それは先輩のコレクションの話しだもん」
角谷「………………わかった…諦める…」
良かった、諦めてくれた。と、悠人はホッとするが、角谷は穿かせる事を諦めるとは言っていない。言っていないのだった。
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1年A組 愛葉悠人(あいば はると) 主人公
被害 BL漫画など
一人称→僕
腐男子歴7年 姉がいる 金髪
2年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや)
悠人より30cm高い 被害 ひ・み・つ♡
一人称→俺
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