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パンツ4
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─────…
悠人「先輩、近いです…」
悠人の声がよく響く。ここは最上階にある浴場。入学から数日間は使っていたが、行くのが面倒になり途中から自室の浴室を使っていた。
それにしても、人が少ない。少なくて良かった…変態ともしものこと(変態行為)があったら、公開処刑になっただろう。
久しぶりに見たが、大きな窓から見える景色は絶景だ。
悠人「綺麗ですね…」
角谷「悠人くん♥」
悠人「ここで変なことしないでくださいね?」
角谷「大丈夫だよ」
何が大丈夫なんだ…角谷と小さなムスコを隠すタオルを気にしながら、悠人は頭を洗っていく。普段、悠人の腰に股間を擦り付けてくる角谷だが、今日は大人しい。
チラッと角谷を見れば、角谷は隣で頭を洗っている。
まぁ、パンツの件で反省したのだろう。
─────って…
ぜっんぜん反省してねぇー!!!!
更衣室のロッカーを確認すると、用意したはずの黒のパンツが、いつの間にかクマのパンツに変わっていた。
ノーパンで部屋へ戻るわけにはいかず、このクマのパンツを履かなければならない。
悠人「先輩!!黒のパンツどこへやったんですか!!」
角谷「(* ºчº *)」
悠人「この変態っ!!!今度からストーキング禁止にする!!」
悠人は角谷の口を両手で無理矢理こじ開けようとする。きっとまた、パンツを食べたのだろう。
パサリと落ちる白のタオル。それは悠人の股間(たからもの)を隠していた、大切なカーテン。
角谷「あっ……マシュマロおちんちん」
悠人「見るなーーー!!変態!!」
悠人渾身の一撃(頭突き)が角谷の額にヒットする。石頭である悠人とは違い、角谷はバタンと倒れる。
角谷「は…りゅ…………と…………きゅん……」
それは殺人現場のよう。やってしまったと悠人は角谷に駆け寄る。
悠人「先輩っ…大丈夫ですかっ!!」
角谷「マシュマシュ…白いもちもちはだ………」
悠人「…………」
角谷「パンツは部屋に…クマのパンッ…を穿くしか方法はない………」
悠人「………明日から別行動決定です」
角谷「しょんなぁぁぁあ!!!!!」
────────────
1年A組 愛葉悠人(あいば はると) 主人公
被害 BL漫画など
一人称→僕
腐男子歴7年 姉がいる 金髪
2年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや)
悠人より30cm高い 被害 ひ・み・つ♡
一人称→俺
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