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8月9日(ハグの日) 番外編♥Ⅲ
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チャイムが鳴るなり全速力で逃亡する悠人。角谷の裏の裏の裏を読み兎に角逃げる。後ろから聞こえるのは角谷の足音だろう。
角谷「はりゅと…なんで逃げりゅの」
そんなに逃げられると追いかけたくなる。捕まえて悠人を抱きしめて、匂いを嗅いで、全身を触って………
悠人「ぎゃぁぁぁあ!来ないでぇぇえ」
角谷の気色悪いほどの思考は悠人に伝わる。捕まったら終わりだ。
逃げ切ってみせるっ!!
これが誘導されてるとも知らず…
─────…
悠人「はぁはぁっ、これどっちに行けばいいの?」
悠人は校舎からかなり離れた所へ来てしまっていた。ここが何処か分からない。
無駄に広いんだよ!!この構内!!
山の分かれ道。木の板でできた安全表記には右と書いてある。
悠人『これって、本当に右でいいの?あぁ、もう!!こんなに迷ってたら変態が来ちゃうじゃん!!はい!右に行きます!!』
GPSは着けられてないはず!!(※着けられてます)
走れ!悠人!!
悠人「ここ、どこや…」
きっと授業は始まっているだろう。悠人は逃げることを止め、帰ろうとしていた。が、、、
迷子になってしまっていた。
この歳になって迷子…
悠人「うぅ……どうしよう」
なんでこんなに薄暗いのっ!風が木々を揺らすと、お化けが出る気がして、悠人は「ひ───っ!!」と悲鳴をあげた。
ガサガサガサ
悠人「ぎゃぁぁぁあ!!!!」
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