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赤づきん♥番外編 Ⅱ
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ㅤ男達に囲まれてる悠人は突然のことに理解ができない。次々と倒れていく男達に、誰かが助けてくれたのだとホッと胸を撫で下ろした。
「てめー!!ふざけんなよ!!!!」
大男はフードの被った謎の男(?)に殴り掛かるが、、、
「ぐがっ、、、、」
大男はフード男に投げ飛ばされ泡を吹いて倒れる。
悠人「しっ、、死んだ」
「死んでないよ」
座り込む悠人にいつの間にか落ちていた赤いづきんをフード男は被せた。
悠人「ありがとうございます」
男の顔は見えないが、悠人はこの時はじめて胸の高鳴りを感じる。このドキドキはなんだろうと。この強くて大きな体、優しい声に悠人が恋に落ちるのもはやくはない。
「うん。無事でよかった」
その言葉を残して去ろうとするフード男の袖を悠人は引っ張る。
悠人「あっ…あの、あなたのお名前は」
「…………カドヤ」
悠人「カドヤさん…素敵な名前ですね」
カドヤ「ありがとう。悠人くんもね」
悠人「ふぇ?」
悠人は一言も自分の名前を言っていない。が、この男は知っている。なぜ知っているのか聞こうとする前に男は足早に去っていった。
☆登場人物☆
フード男♥カドヤ
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