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(6)R-18
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(6) R-18
フ、と電気の眩しさに目が覚めた。ちゃんと布団に入んないで寝るとこんな感じに目を覚ますことがよくある。
あぁ、卓球でヘロヘロになって戻ってきてそのまま寝ちまったのかとボーッとしていたら部屋がものすごく静かなことに気づく。
こう太寝たのか?と首だけ動かして姿を探す。視界の端に人影が映ったので窓際の方に顔を向けた。
こう太は一人がけのソファーに座ってうつむき加減にデジカメの写真を見ていた。
その横顔にはうっすらと笑みが浮かんでいて、いつも白いと思っている肌が月明かりでなんかますます透き通っているようで。線の細い輪郭も、じっと画面を見つめるキラキラした瞳も。
たまらないくらい綺麗だと思って。
やばいくらい欲情してしまった。
「やっと起きた」
こう太は起きた俺に気づくと呆れたようなため息をついた。口を尖らせながら「お父さんが布団占領するから寝れなかったんだよ」と漏らすと、そのまま目の前にあるガラスのテーブルにデジカメを置いてからカーテンを閉め始めた。
俺はこう太に「ごめん」って軽く謝りながら起き上がると布団の上であぐらをかいた。
「こう太」
「何?」
「おいで」
呆れ顔で俺の方に振り返ったこう太の頬がピンクに染まった。
ちょっと躊躇してから布団の方に来ると俺の膝の上に腰を下ろした。
向かい合う形になると、こう太がちょっと恥ずかしそうに俯く。その顔が可愛らしくてたまらなくなって、こう太の腰を支えると唇を重ねた。
「え、エッチなこと、するの?今?ここで?旅行に来たのに?」
「勿論」
「ゆ、夕方!ちょっとずつ距離を縮めようって言ったばかりじゃんか!」
こう太が真っ赤になって叫ぶ。
ちょっとずつ距離を縮めようとは言ったけど、今日は全くしないよとは言っていないのになぁ。
「おう。だから、今からするのは探り合いな。スキンシップって名前でもいいけど」
「さ、探り合いって何?」
「何処が駄目で、何処が大丈夫かのラインの探り合い」
「ライン…?」
「そう。とりあえず、この体勢は平気だよな?」
こう太は真っ赤になりながらも小さく頷いた。膝の上に座って俺に抱き抱えられている格好は、好きとは直接言われたことないけど多分こう太は気に入っていると思う。
俺もこう太の顔が間近に見れるし、重いけどこう太を抱っこしやすいから好きな格好だ。
ぶっちゃけると対面座位なんだけど。
こう太の浴衣の帯を解くと、白い腹や可愛いピンクの乳首が現れてゾクゾクする。
浴衣いいなぁ脱がせやすい。そう思いながらこう太の腕を首に回して密着させる。
こう太の胸を覆うように掌を這わせると、すごいドキドキしているのが伝わってくるのがなんだか楽しい。
「肌すげーツルツル。風呂入ってきたんだ」
「う、うん。ねぇ、スキンシップするなら一緒にお風呂入ろうよ。それで十分じゃんか…」
「いや、温泉ん中でエッチするのはちょっとまだこう太には早いな」
「ば…バカ!バカ言うな!!バカぁ!!」
顔真っ赤にしたまま大声で叫んで俺の頭をグーで叩き始める。あぁ、本当に可愛い。
こう太の唇に人差し指を当てて、しーと小さく囁いてやる。
「静かにしねぇと森崎くん達に聞こえるぞ」
こう太はぐぬぬ、って顔をしてから俺の胸の中に顔を埋めた。
小さな声で「お父さんはズルい」と呟いてたので、その唇にまたキスした。
何処までが駄目で何処までが大丈夫かの境界線の探り合い。
結構俺は本気でやってる。
こう太の怖い部分は何処から何処までなのかがわかれば、多分先に進めるだろう。
あと、こうして触っていればそのうち慣れてくるんじゃないかという希望もあった。ちょっとずつ慣らしていけば、そのうち恐怖心も薄まるんじゃないかと思って。
なんてそれっぽい理由を述べてるけど、俺がこう太に触りたくて我慢できなかった、っていう理由が大半を占めてる。
ということで、こう太の体に触る。もう、こう太にくすぐったいと怒られるくらい触りまくる。
色っぽい首筋、細い腰、滑らかな肩、小さな胸、可愛いへそ、とりあえず全部。
ホントは全部にキスマークつけてやりたいけど、温泉で裸になる時困るだろうから我慢した。
こう太は恥ずかしがって目を瞑ってしまったけど、嫌じゃないみたいで俺に身を任せてくれた。
そしたら、こう太も感じてきたらしくてこう太の乳首がピンと立っていた。たまらず口に含む。
「んっ…」
舐めたり吸ったりしてたら、こう太の口から吐息が漏れる。だけど、恥ずかしがってるのか唇を必死に結んで声を抑える。
だけど、もう片方の乳首を指先で押しつぶすとビクリと震えてからまた色っぽい声が漏れた。
「やっ!おっぱい…触るな…」
こう太の口から出た単語に興奮する。普段恥ずかしがってそんなこと絶対言えないのに。
余計にチュッチュチュッチュと吸っていると、こう太の呆れたような声が降ってきた。
「…お父さんって、おっぱい好きだよね」
「あー、うん。好きだな、大好き」
「おっぱい星人め」
この場にそぐわないような子供っぽいセリフに俺は思わず笑ってしまった。
こう太は自分で言ったくせになんか照れていて、プイと顔を背けてしまった。
俺は笑いながらこう太の履いているパンツに手をかけた。赤地に黒い水玉模様はスイカを連想させる。
少しずつ下に下ろしながらゆっくりと中に手を入れた。
こう太の緊張が肌に伝わってくるから、怖くねぇよの意味を込めて頬にキスしてやる。
「そうだなおっぱい好きだな。こう太の可愛いピンクのおっぱいも、スベスベの肌も、可愛いヘソも、旅行楽しみにしてくれてニコニコしてる笑顔も、楽しみなのに可愛くないこと言っちゃう口も、ぜーんぶ好きだな」
「…バカ」
恥ずかしそうに俯いていたんだけど、俺の指がこう太の後孔に触れた瞬間、ビクリと体が震えた。
それは普通に驚いたとかじゃなくて、恐怖からの震えだった。
一瞬何時ものように瞳に恐怖が浮かんだんだけど、ハッとした顔になって俺を見上げてくる。
「あの…ごめ…んむ」
謝ろうとしたその口を自分の口で塞いだ。そのまま舌を差し込んで、歯列をなぞった。
(やっぱり体勢関係なく、ここ触られんのは怖いか)
そんなことを考えながら両手でこう太の尻たぶを揉みしだく。
それにびっくりしたこう太が顔を離した。
「ちょ!何!?」
「おっぱいも好きだけど、父ちゃんこう太の尻も好きなんだ」
「バカ!バカバカ!!バカ親父!!」
「はいはい」
騒ぐ口をまた唇で塞いで、舌を絡ませた。
腰を浮かせて下着を取り去ると、こう太の性器はピンと勃ち上がっていた。
ちっちゃくてもフルフル立ち上がっているそれをニヤついた顔で見ていると、こう太に睨まれた。
「息子のムスコって奴だな~」
「は?何言ってるの?」
そっと触れると、先端からはぬるりとしたものが溢れていた。
俺の掌にすっぽり入るくらいのそれを包み込んでやると、そのぬるついた汁を全体に塗りつけるように上下にこすった。
「ちょ…触らないで…やだ…」
「なんで?気持ちよくない?」
「だって…そんなと…やぁん!」
こう太が額を俺の胸に押し当ててくる。触るな、と性器を握る手を離そうと両手をかけてくるんだけど。
それがもっと触れとねだっているように見えて、俺はたまらず喉を鳴らす。
嫌とか言ってた割に、亀頭をなでてやったり尿道のあたりを触ってやると、こう太は段々と甘い声になっていく。蒸気した頬が桜色で色っぽい。
「あっ、あっ、やぁ、お父さん、おとうさん…」
「こう太」
「あぅ…気持ちいいよぉ…」
普段聞かないような甘い声に煽られて今すぐにでも押し倒したいんだけど、グッとこらえる。その代わりに、また後ろの穴に触れる。
すると、今度も体を震わせたんだけど怖いというよりかは、突然のことに純粋に驚いただけみたいだ。目もトロンとしていて、そのまま指を押し当てても怖がってはいなかった。
むしろ、ちょっと気持ちよさそうにも見えた。
なんか掴めた気がして、嬉しくて俺はこう太のおでこにキスをした。
「お父さん…な、なんか出ちゃうよぉ…離して…」
「いいよ、出せよ」
「やぁ…うぁ!」
こう太は肩を震わせて俺の掌に射精した。掌にどろりとしたものが広がる感触がする。
「離してって…言ったのに…」
荒い息を吐きながら涙声でそう漏らすこう太の唇に、また自分の唇を重ねた。
自分でも時間がわからなくなるくらいキスをしてから唇を離すと、こう太の瞳が眠そうな目をしていた。
そのまま長い睫毛がゆっくりと降りていって、白い肌に触れた瞬間こう太が俺にもたれかかってきた。
穏やかな寝息を立てるこう太の頭を撫でながら、「よし」と俺は小さくガッツポーズをした。
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