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さかうら【事故2】
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うらた「ん……?」
目が覚めたとき、ハッとした。寝過ごしてないよな!?
時計を見ると午前7時。
坂田との約束の時間は9時だったからまだセーフだ。
あぁ、こんな早く起きるとか…俺どんだけ楽しみにしてたんだよ……
早く起きたはいいけど、時間まで何してようかな。
「にゃーん」
うらた「………遊ぶか。」
時間まで俺は猫と戯れていた。←
そして約束の時間
«坂田。家ついたんだけど。入っていい?»
え、なんでこんなこと聞くのかって?
インターホン押しても坂田が出てこなかったから。
まぁ、LI〇Eの既読ももちろんつかず。
あいつもしかして…まだ寝てる…?
もうこれしかないだろう。俺は仕方なく開いているわけない扉に手を掛けた。
すると
<ガチャ>
うらた「…は?」
思わず気の抜けた声が出てしまった。
だって、玄関開いてんだよ?
大丈夫かあいつほんと…
まぁ、玄関も開いてたし、俺は勝手に坂田の部屋に入った。
うらた「知ってた。」
案の定坂田は寝てた。
ちょっと寂しいと思ったのは内緒。
うらた「坂田。ねぇ、坂田。起きて、もう9時過ぎてる」
坂田「んぅ~~…」
うらた「っぶね!」
坂田は寝起きが悪い。それは今に始まったことじゃないからいいんだけど。
なんかよくわからんけど手を振り下ろしてきた。
喧嘩売ってんのかコイツ()
うらた「おい、坂田起きろ……っ!?」
あまりにも坂田が起きないので坂田の体をゆする作戦に出たんだけど…
その瞬間坂田が倒れ込んできて…
なぁ、これ、床ドンってやつ……?
うらた「…あれっ、坂田。おはよう。今日は寝癖ないんだな…珍しい…」
坂田の顔が近い。最近会ってなかったから恥ずい。
俺は自然と顔を逸らしてしまった。
坂田「おはよっ♡何言ってるのうらさん。これ、全部作戦やで?」
うらた「……え?」
坂田は薄ら笑い、俺の頬に手を添えた。
俺は耳が弱い。それは坂田も知ってる。
だからなのか、耳を弄ってくる。
うらた「っ……っい、さかっ……たっ…!」
坂田「うらさんあいかわらず耳弱いんやねぇ…wまぁ、朝からヤるほど元気じゃないから。」
うらた「は?」
え、何こいつ、ヤる気満々なの?
坂田「えっ、は?って何?もしかして…うらさん…俺とヤりたくて…?そ、それは酷いんじゃない!?」
うらた「まてまてまて。こっちのセリフだよそれは。なんでお前ヤる気満々なんだよ。」
坂田「最近うらさんに会ってなかったし…そういうことしてなかったから溜まっててんねん。さっきの声我慢して目キュって瞑るうらさん最高に可愛かったで?朝からt((」
うらた「だーまーれーよー!」
坂田「うらさん顔真っ赤やで?なんかあったん?」
なんでこういう所で坂田は天然発言すんだよ…さっきのが全部作戦って言われたらこれも作戦だと思っちゃうだろ…
坂田「うらさん?」
うらた「なに?」
坂田「好きやで?」
そういうと坂田はジリジリと距離を詰めてくる。
うらた「はっ?………おい待てさかっ……んぅ……///」
坂田「っ……ん……ぁ…っは、うらさん顔真っ赤www可愛ええなぁ……」
あぁ、今何されたかって?
ただのキスだよ。
坂田「うらさん。今日の夜、手加減せえへんからな。」
うらた「………」
今すぐ帰りたい。
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