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そらうら【ゲーム】
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俺は坂田とまふにずっと黙っていたことがある。
それは、そらるさんと付き合ってるってこと。
まふはきっとそらるさんが好きだ。
そんなの見てればわかる。
坂田は…わかんねぇ。
そらる「うらたくん。」
うらた「は、はい?」
そらる「無理に敬語使わなくていいのに(笑)」
うらた「えっ、いや、えっと…」
そらるさんの前に立つと自分が自分じゃないみたいに感じる。
目を合わせられなくなって、頭の回転が遅くなる
俺…そらるさんのこと好きすぎ…
そらる「今日、暇?」
うらた「暇だけど…なに?」
そらる「いや、ゲームしないかな~って。俺の家で」
そらるさんは俺の家でってことを強調してくる。
そりゃあ行くけど…
うらた「行く」
そらる「んじゃ、決定ね。」
坂田「え、なにそれズルい!俺もうらさんとゲームしたい~!」
うらた「…いや坂田…」
お前はまふと遊んでろよって言おうとしたときだった。
そらるさんが俺の肩を抱きよせて
そらる「また今度ね?」
って言ったんだよ。
いや、バレるだろこんなの
バレないように今まで隠してきたのに…
まふの顔が急に険しくなる
坂田はアホ面だ。
まぁ、何が起こってるのか理解出来てない感じ?
俺も理解できてねぇしなw
そらる「じゃ、お疲れ」
うらた「お疲れ…っわ…」
俺は坂田と少し話してからそらるさんの家に行こうと思ってたんだけど…
そらるさんに手を引かれて、そのまま手を繋いでそらるさんの家まで行った
うらた「な、なんか、やけに積極的…じゃね…?」
そらる「……かったから」
うらた「えっ?」
俺が聞き返すとそらるさんは止まって、俺の方を向いてこう言った
そらる「…ずっと会えなくて寂しかったら…今日くらい…独り占めしていいでしょ?」
うらた「っ…///」
こんなんでときめく俺はまだまだだなぁ…
俺は無言で頷いた
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