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5-25 - 後日談 -
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後始末して、と言った俺に渋々従って、自ら後孔に指を入れ白濁を掻き出す颯都。
くびれた腰を突き出し、反響する声を必死に抑えながら身体を震わせ、掻き出された白濁が臀部から太股を伝い流れる。
……あの、風紀に厳格な委員長が。
こんな姿を俺の前で晒しているという背徳感と高揚感に、自然と唾を飲み込んだ。
同時に沸き上がる、嫉妬心と欲情を抑える事が出来ない。
「ねぇ。こんなエロい姿を他の誰かに見せてたの?」
「…ッ…、見せてな……」
「こんな風にされて。気持ちよかった……?」
「っ!……や、め……ッ、雪……!!」
堪らなくなり後ろから耳元を攻めながら、胸の突起を指先で弄る。
それだけなのに、敏感になった颯都の身体は反応して震える。
必死に押し留め、見られまいとしている様子が雪斗をまた駆り立てる。
首筋に見える真新しい噛み痕。
背中に散らばる赤い所有の痕。
「っゆ、き……ッ止めろ、って………!!」
「委員長なのに、今度は誰に犯されたの?」
「そ、れは…悪かったと思って……!」
「何を?」
「妨害で、上手く立ち回れないのは……悪いと思って……ッあ!」
「違うでしょ?」
突起を強く抓ると、颯都はなんとか快感から逃れようと身を捩る。
「くっ……ん、嫌、だ………!」
理性の皮一枚の所で、彼は堪えている。
身体は反応を誤魔化せず、その事実に赤面しながらも。
嫉妬、優越感、征服感。
混ざり合った感情がどんな姿をしているのか、俺には分からなかったが、今の颯都の姿に興奮を煽られずにはいられなかった。
「雪……ッ、俺たちは、風紀委員だろ……!こんな事……っ」
「風紀委員である前に、男だよ。俺にも我慢の限界がある」
先走りで濡れる陰茎に摩擦を加え、快感を促し続ける。
颯都は悔しげに拳を握り、身体を震わせている。
「俺だって…男、だ……!!」
「…うん、知ってる」
「ッ………!!」
先走りを亀頭に塗り込んで、そこばかりを刺激する。
腰を跳ねさせているのに、必死に我慢を続ける颯都に追い打ちを掛けるように主張した亀頭と尖った突起を攻め立てる。
俺自身も、我慢出来る訳もなく割れ目に勃起したそれを押し付けていた。
「なッ……あっ!う……ッ」
驚いて一瞬振り返った顔を俺は忘れられないだろう。
それは、風紀委員長でもなく、優しく俺を見ている姿でもなく、男としての余裕を剥ぎ取られた彼自身の姿。
俺はその手首を掴んで、固く張り詰めた肉棒を誘うような蕾に突き入れた。
「あッ……!!?あっ、く………!」
多分一回軽くイったであろう颯都の腕を引いたまま、耳元で囁きながら自身を沈め、腰を打ち付ける。
「颯都。覚えておいて。今こうして俺に犯されてる事も、響く声も快感も何もかも忘れさせない。
他の誰が颯都を抱いても…俺が颯都の中にいる事」
堪らない。
彼の声も卑猥な水音も、気持ちいい締め付けもこの非現実な状況で感覚をリアルにしてくれる。
「ひ、ぁ!…や……ッゆ、き……っ!」
ドロドロになった彼の赤い瞳から雫が零れ落ちる。
奥へと注ぎ込み、項に顔を埋めて抱き締めた。
(……好きだよ)
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