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カフェ
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大学生活三ヶ月目。
やっと一人暮らしにも慣れたし、大学で出来た友達と遊んだりと毎日充実した日々を送っている。
今日はいつも遊んでいる男友達で、俺が普段行かないようなお洒落なカフェへ行くことになった。
俺はカフェには全くと言っていいほど興味がなく知らなかったが、何でも、最近オープンして、大学から一駅の所にあり客入りも多く、若者からの評判が良いカフェらしい。
まあ、友達とだし偶には、ということで例のカフェにやって来たが、正直女性客の多さに驚いた。
男性客も居るにはいるが、俺達のように男だけで来ている客はいなかったため、俺達はそこそこ目立っていた。
少し落ち着かないが、店の内装だとか、メニューだとかが思っていたよりもよく、なかなか気に入った。
俺達はそれぞれ何を頼むかを決め、注文しようと側を通ろうとしていた店員に呼びかける。
前髪の片方だけを伸ばした黒髪で、俺よりも少し背が低い、同い年くらいの男だった。黒の長袖シャツを腕まくりし、茶色のカフェエプロンを着けている。
ご注文ですね、と男は爽やかに微笑む。
俺はその表情にどうしてだか胸がドキッとし、顔が少し熱くなるのを感じた。
「え、えっと…これお願いします」
「はい、かしこまりました。少々お待ちください。」
俺は何故か注文をするのに少し緊張していた。まだ胸がドキドキしている。
友達とバカな会話をしながら頼んだものが運ばれて来るのを待つ。
どこか心の中で、運んでくる人がまたあの人だったらいいな、と思いながら。
店が少々混んでいたのもあり、10分ほどして俺達の頼んだものが来た。
運んでくれたのはさっきの人だった。
…正直、なんでだか分からないけどこの人のことがすごく気になる。
俺はその後も、友達と会話をしながら脳の片隅ではさっきの男店員のことがチラつき、働いているその人を目で追ってしまっていた。
*****
小説って、ストーリー考えてる時は楽しいですけど書くとなるとやっぱり難しいですね…
皆さんに少しでも読みやすいものが書けるように頑張ります…!
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