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6. 仕事
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しょうがないか…
副会長は僕を嫌ってるからなぁ
今の生徒会は僕と副会長が立候補、その他の役員は推薦で決まった
立候補者で投票数が多い人ほど重要な役につき、また推薦された人達も投票数で決まる
つまり副会長からしてみれば僕がいなければ
会長になれたのだと、そう思えてしまうのだろう
まぁ、実際にそうなのだから否定しようが無いのだけど…
「…分かった、今日までに終わらせておくよ」
そう言ってまた薄く微笑む、少し引きつっていた気がしなくもないが、気づいていないことを祈る
生徒会長の仕事だというのなら仕方がないし、今日の昼休みにでも終わらせよう
嫌がらせにしても、せめてもう少し早く渡してくれればいいのに…
副会長がいなくなってから密かにため息をこぼすと、机へと戻った
結局書類は無事昼休みの内に終わらせることができ、午後の授業も何事なく終わった
いや、終わるはずだった__
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