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出会い3
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手を引っ張られ結構歩いた。
「あの」
幸が声をかけるとピタッと止まって
「あぁ、悪い。」
と言った。
「いえ、てか、助かりました!」
「そうか?なら良かった」
竜牙はニコッと笑った。
その綺麗な笑顔に幸もつられて笑ってしまう。
「ふふ…」
「どーした?」
幸は(何が?)と言うように首を傾げた。
「急に笑ったから」
「あ、いえ!なんでも…無いです…」
「変な奴…」
竜牙は口に手を当てながら言った。
(あ、今度は優しい笑顔…)
幸は無意識に
「あの、お礼がしたいんですけど」
と言った。
「え、いいよ」
「でも俺がお礼がしたいのでさせて下さい」
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