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思い1
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幸は家に帰って音楽を大音量で再生した。
そして椅子に座り天井を見た。
「あー、仕事しなきゃ…」
(ケータイ…)
幸は鞄から携帯を取り出し画面を開いた。
「竜牙さんか……」
(恰好いいけど変な人……。
それに俺がメアド交換なんて自分でも驚く……)
幸は画面を見つめ軽く笑う。
「やっぱり仕事やめっ!頭が回らないし」
幸は携帯を机の上に置く。
椅子に座りながらまったりと
時間を過ぎようとした時
インターホンが鳴った。
「こんな時間に誰だろう」
(あれ、海斗?)
幸は通話ボタンを押した。
「なにやってんの?」
「あ、幸!開けてー」
幸はドアの前へ行き開けた。
「よー、さっきぶり〜」
「海斗、鍵は?」
「持ってくんの忘れた」
(どんくさ…)
「何しに来たんだよ…もう八時だぞ?」
「飯!どーせ食ってないだろ?」
海斗はスーパーの袋を見せてくる。
「さっき夜ご飯とったし…」
(のど飴だけど)
「お菓子は入らねーよアホ」
「…………」
「まあ、お前らしいけどな」
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