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合意の上だよ 赤松×千晴
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「な…んでっこんなっ……!ひぁあ!ばかぁ!」
どうして赤松と自慰をしているのか。どうして自分は赤松に愛撫されて感じているのか。数十分前の出来事だというのに、欠落した記憶が千晴を惑わせた。
「一人じゃ物足りなさそうだから手伝ってあげてるのにーバカって言われるなんて辛辣だねー」
喉の奥に突っかかったような笑い声を出し、赤松は真っ赤になった千晴の頬を撫でてやった。
「ちょっとお仕置きー」
達しないようにわざと緩急をつけた赤松の指が、千晴を虐め抜く。もう少しでこの苦しみから解放されそうだというのに直前でぴたりと止まる。
「あっ………しつこい………っ!」
「あははお仕置きだから仕方ないよー」
そしてまた高みへと導くように這い始めるのだ。
こんなことをずっと繰り返されていたら頭がおかしくなりそうだ。自分が自分ではなくなっていく感覚が、快楽に押しやられ隅のほうで眠っている。
「も、やだ…!赤松、お願だから…っんぁ!」
「んーそろそろ我慢の限界かなーんじゃ、軽くイきなよ」
「あっ…あぁぁ…!はぁっ…!」
待ち望んでいた刺激に千晴はあっけなく欲を吐き出した。
手にかかった白濁を舌で扇情的になめとる。
「はい。まだ俺がイってないから、頑張ってね坊ちゃん」
そう笑顔でつげる赤松の顔が、悪魔にしか見えなかった。その悪魔にしかすがる相手がいないのだから、現実は空しい。
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