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secret 赤松×東條
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「何が望みだてめーは」
「やだなぁ俺はなんも要求するつもりなかったのにー」
へらへら笑う狡猾さに青筋が浮き立つ。
この男が見返りもなく軽い口を封じるわけが無い。
塞ぐためには甘い餌を吊るさないといけないだろう。全く持って性格が悪い。
仕方がないな。
できることなら従ってやろう。自分で出来る範囲ならば。これもウタのためだ。
「金か?いくら用意すればいい」
「無粋だねー東條さんは。それもいいかもしれないけど、俺はもっと欲しいものがあるんだ」
まだ東條が加えていた火のついていない煙草をそっと奪い取り、遠くに投げ捨てた。
「東條さんのココって、まだ誰も触ってないよね?」
そう言って唇に人差し指を当てる赤松に、東條は目を見開いた。
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