アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
カクテルカラー 東條×千晴
-
足元がおぼつかない東條さんを何とかベッドまで引きずってその上に座らせた。
大人しくちょこんと座りこんだ東條さんをちょっぴり可愛いだなんて思ってしまって申し訳ございません!
「もー何してんですかいい大人が。休憩したら戻ってくださいね」
「アンタの唇は柔らかいな」
脈絡のない感想に心臓がドクリと跳ねた。
ふっ不意を突かれただけであって、それにあのちゅーは事故みたいなものだし。
俺がドキドキする必要なんてないわけだし!
「そっそれはどうも」
なんだか東條さんから漂ってくる色気が普段のレベルじゃなく濃厚だ。
鼻の奥がむずむずしてきた。うっすらと微笑を浮かべたまま熱のこもった瞳に穴があくほど見つめられる。
「ああ。食べていいか」
「いや駄目ですよ何言ってんですか!ってまたちゅーしてきた!」
「可愛い」
恍惚とした表情で唇をなめとるしぐさがたまらなくエロい。
カクテルというオシャレな悪魔は東條さんをキス魔に変えてしまったのだ。
畜生許さないからな!なんで俺がこんなに恥ずかしい思いしなきゃならないんだよ!
「東條さん絶対明日後悔しますからね!絶対明日後悔しますからね!だからやめて!」
「もっとキスしていいか」
「あああもう!まったちゅーしてきた!もうっ!俺が死にそう!」
それから東條さんは満足するまでちゅーをしてきた後、ぱったり意識を失って眠り翌朝起きたら俺の予言通り顔を真っ赤にして頭を下げてきた。
もうあの夜はなかったことにしませんかねお互いのためにも!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 60