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それでもツンデレりょーちゃん。
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キーンコーンカーンコーン……
先輩とそうこうしているうちに昼休み終了を告げる
予鈴がなってしまった…
一応5分前になるのだけれど、屋上からだとしても
2分間あれば授業に間に合うので問題はない。
そしてこの予鈴がなってからの1分間。
「りょーちゃん。こっち向いて。」
俺が大嫌いなようで、さりげなく好きな時間。
これでも俺は先輩のことが…好き、だし……
「ははっ、顔真っ赤だよ?
そんなりょーちゃんも可愛いけど。」
こんなこと、先輩に言ったら浮かれるから
絶対言ってやらないんだけどね。
頭に添えられた先輩の手が優しく髪を梳いて、
ゆっくりと唇が重なる。
少しも経たないうちに滑り込んできた舌が、
容赦無く自分のそれを絡め取っていく。
「んっ、ぁ、はぁっ…せんぱっ、も、だめ…」
「ん…じゃ、今日はおしまい。立てる?」
「はい……」
もともとイチャつきたい先輩が勝手にはじめたこと。
もちろん、始めは抵抗していた。
だけど、なかなか素直になれない俺にとって、
しっかり先輩を感じられる唯一の時間。
先輩と付き合いはじめて1ヶ月。
だんだんと絆されてしまった俺はこの1分間、
時間以外に関する抵抗を一切しなくなってしまっていた。
…………無意識に。
だ、だって!
し、仕方、ないじゃないか……。
せ、先輩は、俺の、だしっ……
改めて変なことを心の中で
再確認してしまった今日この頃…
午後の授業の内容は、全く頭に入りませんでした…
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