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⑥ (R18)
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そう言うと、瀬世は浅海の腰をがっしり掴んでずんっ、と一気に突き上げた。
「かっは……ッ!」
「……先生、先生ッ、奥、どろっどろ」
ぱつんぱつんと肉と肉がぶつかる乾いた音と共にぐちゅり、ぐちゅ、ちゅく、と粘着性のある液のいやらしい音が響く。
とっくに限界頂点であった。
しかし、『逝く』にはまだまだ足りなかった。奥の奥まで全部、全部性感帯でないと駄目だ。
全部で感じないと駄目だ――
「んあッ! ああぁッ! ひぃぅぅううッ!」
あ、これ、本当に――
「あがッ! う、うおぇっ、おおッ!」
死んじゃうんじゃあ……――
「ひぃッ! あはぁああッ! ひぃ、イっく、イく、イくぅううッ!」
びくびくと震えて白濁液を撒き散らす。しかし、瀬世は動きを止めず腰を振り続ける。
あぁ、殺される――
「あぁあああ! おっ、おぉおおぅ! ひゃっ、あっ、あっ、あああ!」
「……あぁ、先生……可愛い、本当っ。どうしよう、オレ、本当に殺しちゃいそうッ」
瀬世の声が遠く聞こえる。どうしてしまったんだろう、自分の思考は正常に動いているというのに。
――いや、駄目なんだ。それが駄目なのか。思考なんか飛ばしてしまえ。何も考えるな。そうすればきっと、きっと。
きっと――気持ち良く『逝ける』。
そして、浅海は簡単にその思考を手放した。
「ひゃあああっ! あっ、だ、めだぁ……ッ! も、もう、む、無理無理無理無理無理無理無理ィイイイイイイ!」
びくびくびく、と激しく痙攣して精液を瀬世の顔面にぶちまける。それはおびただしい量であった。
浅海はふへっ、と弱々しい微笑を浮かべるとがくりと倒れた。それでも身体はびくんびくんと痙攣し続けていた。
瀬世はそっと浅海の頬に手を添える。
「……あぁ、先生」口角を上げてにやりと笑う。「――良い死に顔」
瀬世はれろぉ……といやらしく浅海の首筋を舐め回す。
そして、その喉元にかぷりと歯を立てるのだった。
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