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④ (R18)
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今は何時だろうか。佐和田が部屋を出ていってからかなり時間が経ったように思える。
すると、扉が開いて佐和田が入ってきた。
「あぁ……やっとだね、先生」ゆっくりと浅海に近づく。「やっと、先生をたっぷり愛してあげられる」
にんまりと歓喜に沸いた笑みを浮かべると、佐和田は浅海に股がった。息は荒く頬は紅潮し、下半身の局部はガチガチに硬く屹立していた。
「いっぱい……いっぱいいっぱい、先生のナカに注いであげる……ッ」
あはっ、と狂気的な笑い声を吐き出す佐和田に、浅海はこれから自分の身に振りかかるであろう恐怖にふるふる震えながらも佐和田をぎろりと睨みつけていた。
「先生……そんな怖い顔しても無駄だよ。オレ止められないもん」
そう言って、佐和田は浅海の陰茎を扱き始めた。
「んぁっ! やめ、やめろぉ! 嫌だあああああ!」
ひぃひぃと奇声を上げながら身体を激しく捩る。その度に鎖が冷たい金属音を鳴らしていた。
がしゃり、がしゃり。がしゃり、がしゃり。
その音が自分が逃げられないことを嫌というほど悟らせる。
「うぅ……ッ、やだぁ……気持ち悪いぃいい」
「何言ってんの。ここ、すっごいエロい音してるけど、それでも気持ち悪いっていうの?」
浅海の肉棒は先走りが溢れ、扱く度にぐちぐち、にゅち、ぐちゅぐちゅといやらしい音を発していた。
「違っ……違うッ! オレは、お、お前なんかにぃいいい!?」
佐和田は更に激しく上下に扱く。強い痛みの隅に、微かに快感が渦巻いている。
「あっ、あああああ! 嫌ぁ、イくぅ……! イッちゃう! 無理、あっ、イくッ! 無理ッ、無理ッ、無理ィイイイイイイイイッ!」
ビクビクッ、と身体を痙攣させて激しく暴れる。その拍子に自身の陰茎からは大量の白濁液が飛び出した。
佐和田は手に付いたそれをまじまじと見つめると、嬉しそうにべろりと舐めとった。
「うぅん……ッ、ヤバい、先生エロすぎ」
何度も何度も何度も何度も、名残惜しそうに指を舐めるその行為は自慰行為を見ているようで目のやり場に困った。しかし――目が放せなかった。
有名な絵画、彫刻のように美しかった。所作がなんとも言えない妖艶さを醸し出していて、舌先さえも思わず見惚れてしまうほどの"姿"であった。
「何、先生見ちゃって……。そんなにオレに興奮しちゃった?」
卑しい目で見下ろす佐和田の視線にはっ、とした浅海はすぐさま目をそらした。
「そんなわけ、ないだろう……」
「そうなの……? そうだと思ったんだけど……違うんですね」
佐和田は少ししょんぼりした顔をすると浅海の額にキスを落とした。
え……――
「先生……オレ、本当は優しくしたいって言いましたよね。ねぇ、もう良いんじゃない? 優しくさせてよ。ね、オレにしてよ。オレを好きになってよ」
浅海の頬にそっと手を添えて優しく撫でる。敏感になっている浅海には、それさえも微妙な快感となった。
「オレなら先生を幸せにしてあげられるよ。良い家族にもなれる。……先生、子供いるって聞いたよ。大丈夫、オレその子も絶対愛せるから、ね?」
佐和田は饒舌に言葉を並べる。しかし、それが浅海には純粋な愛ではなく狂気的な愛にしか感じられなかった。
「先生……何にこだわってるの。何が不満。何が足りない。何が――アイツに負けてるの」
「……オレは、お前じゃなくて、瀬世が好きなだけだ。お前が悪いんじゃない、はじめから無理なんだよ」
浅海は佐和田を可哀想に、と同情を帯びた瞳で見つめた。佐和田はそれがわかったようだ。急に悲しそうな表情から一変し、冷たく怒りに満ちた美しい鬼のような形相となった。
「……そんなの、全部――」くわっと瞳孔を開く。「ぶっ潰してぐちゃぐちゃにして、塗り替えちまえば良いだろう……!?」
佐和田は不敵な笑みを浮かべると、浅海の脚をぐいっと持ち上げた。
「な、佐和田……!」
佐和田からは浅海の肛門が丸見えだった。ひくひくと開閉する穴に興奮してしまう。
「あぁ……良い眺め」
そう言って舌舐めずりをすると、浅海の肛門に指を這わせた。
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