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家にお邪魔すると、
「ところで、要。
俺以外の男の家にはほいほい付いて上がるなよ。男はみんな危険なんだ。」
「そっ、そんなまさか!前からの友達の家ならまだしも、僕だって岡田次長の家じゃなかったら簡単に上がったりしませんよ!」
しかも危険って‥確かに痴漢にはあったことがあるけど、誰かに襲われるなんて‥僕だって男なんだから力はあるしね。
「ほぉ。それは喜んでいいのかな?
俺の家なら上がってくれるとは。」
シュー‥‥顔が燃えそう。溢れ出す気持ちが隠せなくて、僕も岡田次長が好きなんだってハッキリ自覚した。
「はい‥そう思って頂いて構わないです‥。僕、ずっと岡田次長のことが頭から離れなくて。今日も会いたいって‥思ってました。だから連絡くれたとき本当に嬉しくて。」
「嬉しいね。要、今日から俺と付き合ってくれるね?本当は夜景の見えるバーなんかでもう一度交際を申し込もうと思っていたんだ。でもまさか今日きみからそんな嬉しい言葉が聞けるとは。
大事にするよ。要。 」
岡田次長はぐっと力を込めた腕で僕を抱きしめてくれた。
「はいぃ‥苦しい。」
「あはは、ごめんごめん。」
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