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次の日の朝起きると‥
とても綺麗な横顔が見えた。綺麗だけどいつもより少し幼く見えて‥可愛い。ふふっ。
あっ‥そうだ‥‥僕昨日‥‥
昨夜の熱い情事を思い出し一人顔を真っ赤にして布団に埋まる。
身体綺麗になってる‥‥服もちゃんと着てるし‥。
「あ‥‥‥‥指も‥‥‥」
自分で噛んでしまった人差し指には絆創膏が貼ってあった。
岡田次長‥‥‥好き‥‥‥‥‥
あっ‥‥そういえば噛んだら罰をって‥‥‥‥‥‥ま、まさかね。
はぁ‥‥岡田次長イギリス育ちだったのか‥そりゃ英語もできるはずだな。
「んっ。」
身じろぐ声がした。
「要。起きていたのか。」
「おはようございます。あの‥昨日寝ちゃってすみません‥」
「大丈夫だよ。綺麗に拭いてあるけど、あとでシャワーを浴びておいで。すっきりするよ。」
「はいっ。ありがとうございます。」
「おいで。」
岡田次長が僕を引き寄せ、逞しい腕の中にすっぽりと納めてくれる。
チュ‥チュ‥‥チュク‥‥‥
あぁ‥キス、気持ちいい‥‥‥‥
唇を離されると寂しい‥‥。
「今日は動くと身体が痛いかもしれないね。」
「へっ?」
「午前中は家でのんびり過ごそう。もし体調が良くなったら午後から出かけてもいいし。」
立ち上がると岡田次長の言った通りひどい鈍痛が身体に走る。
「いっ‥‥‥‥たぁぁ‥」
「掴まって。」
カァァァァ‥‥顔が熱くなる。僕は生まれて初めてお姫様だっこされて、お風呂まで運んでもらった。
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