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49 何故か入らなかった続きです。
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「だからだよ。
俺たち付き合った当初からペアのものってあまり買わなかっただろ?
俺、その事でもちょっと嫌だったんだ。
このネックレスさ、リングがふたつあるだろ?
これ、両方に名前が彫れるんだ。
俺の名前を雷牙に持っていて欲しい。」
「カァァォァ」/////////
は、恥ずかしい!!!
流鬼ってこういうこと考えるやつだったんだ。
嬉しい。
俺のペアルックの物とか買いたかったけどもし嫌がられたらとか考えてたらあげられなかったんだ。
できるだけ赤い顔を見られたくなくて俯いたままこくりと頷いた。
その様子をみて流鬼が満足そうに俺からネックレスをはずして店員さんに呼びかけて何か話していた。
「名前彫るのに1時間かかるそうだよ。
他のものもみながら待ってようよ。」
そう言って流鬼と少し離れて店内を見ていたら店内に飾られていた青いブレスレットを見つけた。
青い真珠?みたいなのが着いたブレスレットで、流鬼に似合いそうだなぁと思った。
「流鬼、
ちょっとこっち来て?」
近くにいた流鬼を呼びかけ腕を出してもらった。
ピッタリだ。
ちょっと派手だと思ったブレスレットは流鬼にピッタリ似合っていてかっこよく見えた。
「綺麗な色だな。
この玉の色、雷牙の目の色に似てて好きだな。」
「流鬼も気に入った?
綺麗だなって思って、流鬼にすごい似合ってるよ。
プレゼントしてもいい?」
「くれるのか?
すごい嬉しい。」
流鬼からブレスレットをはずして会計のことろまで持って行った。
店員さんとお会計をしてる時に後ろから流鬼が来た。
「どうしたの?
流鬼もまだ何か買うの?」
「なぁ、雷牙。
ブレスレットを恋人にあげる意味って知ってる?」
「??
知らない。ていうか指輪以外に意味ってあるの?」
「あるぞ、
例えば俺があげたネックレスの意味は【あなたと永遠にいたい】って意味がある。
それで、ブレスレットを恋人にあげる意味は、ボソボソッ」ニコッ
「カァァォァァァァァァ」/////////////
俺は意味を教えて貰ってから会計を済ませたところで商品を流鬼そのまま胸に押し付けて店から飛び出した。
ブレスレットを恋人にあげる意味は、【貴方を束縛したい】
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