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〜雷牙side〜
流鬼プレゼントを無理やり突きつけて恥ずかしさのあまり店から飛び出した。
流鬼の奴絶対買う前から知ってただろ。
ニヤニヤしながらお金払ったのを見計らって教えやがって!!
ずるい!!
でも、俺の思いがブレスレットと同じだったなんて、ちょっと嬉しかったな。
それにブレスレットの意味のせいであんまり意識できなかったけど、ネックレスの意味は嬉しいな。
流鬼もそう思ってるって思っていいんだよな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・戻ろう。
そう思ってるって来た道を振り返ったけど、どこだよここ!?
恥ずかしさのあまり誰もいなさそうなところに行ったからここがどこかも分からない。
迷ってキョロキョロしていると人とぶつかってしまった。
「あっ、
ご、ごめんなさい!!」
「いや、
私の方こそ、すまな・・・・・・・・・ライ君?」
ガバッと頭をあげるとセフレ?俺が商売してた常連の人とぶつかってしまった。
「あ、えっと、、??」
「ごめんね。
名前わからないよね、
俺は、城戸 暁『きど あきら』っていいます。
ごめんね。」
そう言って城戸さんは俺に名刺を渡してきた。
こういうのって受け取ってもいいのかな?
仕事がアレなだけあんまり近づくのもなぁ。
そう思ってるって名刺をジーッと見ていると城戸さんがちょっと困りだした。
「あぁ、
手っ取り早く本名どうか分かるように名刺を出したんだ。
受け取らなくても大丈夫だよ。
ごめんね。困らせたようで。」
そう言って名刺をポケットにしまわれたのでホッとした。
「ライ君はお買い物かな?
友達と来てるの??」
ど、どうしよう。
別れた今は多分友達でいいんだけど、元カレとセフレって良くないよなやっぱり。
答えに困っていると、
「プライベートってあんまり聞くものじゃないよね。
野暮なことしたよ。
でも今1人ってことはもしかして仕事?
それだったら僕も相手して欲しいなぁ。」
そう言って城戸さんが物陰の方で俺に抱きついてきた。
「えっ?
あ、、ち!違います!!
仕事じゃありません。
それに俺、もうこの仕事辞めようと思っていて、だからやめてください!!」
「そうなんだ。
僕はよくあそこに通っているんだけど、君ほど上物の子が辞めるのは悲しいなぁ。
最後に僕に抱かせてよ。
恋人でも出来たのかな?
大丈夫。その人には黙っていてあげるよ。」
そう言いながら城戸さんは俺にキスをしようとしてくる。
嫌だ。
気持ち悪い。
あれだけ抱かれた体が今はこわばっている。
助けて、るき・・・・・・・・・・・・。
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