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「なっ、何……!?ウタだと……!?」
無我夢中で謌君の名前を呼んだ。すると一瞬、彼の動きが止まった。そして次の瞬間、ドアが思いっきり開け放たれた。
「やめろっっ!!」
誰かが外のドアから彼らに向かって声をあげた。開け放たれたドアからは、外から漏れる太陽の眩しい陽射しが部屋に入り込んだ。余りにも陽射しが眩しくて、誰かわからなかったけど僕は無意識に彼の名前を呼んだ。そしてそこで意識が途絶えて倒れ込んだ。
「謌君、助けに来て……くれ………」
バタリと倒れた時、僕はドアの前に立っている人が謌君だと勝手に思い込んだ――。
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