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知らない手
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『俺は、赤ちゃんになったのか…。
階段から落ちて、死んで…
そして生まれ変わった……???…なんて…
そんなことあるわけないよな!
そんな非現実なこと!………ないよな……?』
じゃあ俺を笑顔で見つめる2人は…誰…?
「リーラが美人なのは君のおかげだね。」
「ふふ、ありがとう。
だけど、あなたが素敵だからこの子も素敵な子に産まれてきてくれたのよ。」
『………………。』
『信じられない…
こんなこと本当にあるのか…
じゃあ俺は…
お袋と弟を残して、死んだんだな………』
良くも悪くも適当な俺は
この現実を受け入れることにした
そして…やっと理解したことと
まだ幼いということもあり、疲れてしまったのか
ここで意識を手放した………
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