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近侍2日目(山姥切国広&大倶利伽羅)
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ー(・8・)チュンチュン…ー
鳥が鳴いていた
雪希は目が覚めた
あたりをキョロキョロを見渡したあと、
横を見るとすよすよ眠る鶴丸がいた
雪希は鶴丸の寝顔を見れて満足そうに微笑みながら
ーチュー
キスを落とす
「えへ、、、つ、、る///」
嬉しそうな声でつんつん頬をつつく
鶴丸はうーんとうねった声を少しあげる
ーつるに、、、は、、な、、し、、た、い……ー
そう思い
つるを起こそうとした瞬間
ーガラッー
「!」
ばっとこちらを向く雪希
腕になにやら模様が描かれている
みんなより少し肌の色が濃い男の人がそこに立っていた
その男はこちらをむく
「おい、、、、、朝食だ……」
「あ、、、は、、い、、
え、、と……な、ま、、え」
オドオドしているとその男は
そのまま後ろを向き
「別に覚えなくてもいい
俺も、、、あんたと離れ合うつもり…ないからな」
そう言って去っていった
ー、、、、え、、、、ど、、、、どう、、しよ??ー
「すまない!少し寝坊した!
雪希、俺は今日の当番の山姥切国広だ」
よろしく頼むと言いながらこちらへやってきた
「あ、、、、、よ、、、ろ、、、し、く」
ぺこりと頭を下げると
国広はキョロキョロとあたりをみる
「えと……なんで、鶴丸がいるのかも気になるが……
大倶利伽羅が来なかったか?」
「??おお、、??」
その時、鶴丸がのそりと起き上がった
「大倶利伽羅ならさっき現れたと思うぞ雪希?
あの少し茶色いっぽい肌のな~」
そう言われてはっと気づく
あの人だとさっきの人だと
雪希は慌てながらも着替え急いで居間へ行く
「ゆーきー!?
どした?俺を置いていくなこら!」
鶴丸も準備を急ぎ走る
山姥切国広も走る
「さ、、、き!
き、て、、、くれ、、たの、に
な、にも、、、い、えな、、、く、、て
ちゃん、とい、、いたい!!!!」
鶴丸はそれを聞くと
「そうか!
あいつもさぞかし喜ぶぞ!!
なんたって俺ら伊達組の刀だからな!!!!!!」
にかっと微笑む鶴丸
山姥切は首をかしげながらも
「人と触れ合うことはいい事だ
主、頑張れよ?」
「うん!!」
みんながご飯を食べている所へ雪希は
バァンと襖を開けた
「お、、お、く、、り、、、か、らさん!!」
ご飯を食べ始めている大倶利伽羅に話しかけた
大倶利伽羅は少し顔をこちらへ向けた
「なんだ?」
少し冷ややかな瞳を向けられて
一瞬オドオドしたが
「きょ、、、い、ち、、に、ち、、、
おね、が、、、い、し、、ま、す!!!!」
ぺこりと深々と頭を下げる
大倶利伽羅は驚き箸を落とした
するとみんながざわつき始めた
「おい、大倶利伽羅が雪希の頭下げさせてるぞ」
「何やったんだろ?」
「大倶利伽羅……後で話を聞かなければ……」
大倶利伽羅はあたりを見回してオドオドする
すると
「く、くだらない
どうでもいい…………
馴れ合うつもりは俺にはない……」
そういって御盆を取り出し自分のご飯を持ってどこかへ
消えていった
ー……な、、、なんか……
だ、め、、、な、、こ、と
し、たか、、、、な、、、ー
雪希は少ししょげた顔をしながら大倶利伽羅の
後ろを見ていた
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