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葦木場拓斗~R18腐二次創作弱虫ペダル手青+古+葦
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公貴と二人して、一を貪り続けてたら、不意にドアがノックされた。
バンバンバン!
バンバンバンバンバン!
近隣か?
一があんまり良い声で哭くから、苦情がでたのかもしれない。
一がまっ赤になり、俺と公貴が笑む。
ノックの音は続いている。
てか、強まり、どんどん激しくなる。
出るか。
公貴と目を合わせたとき、不意にノックは止まった。
ガチャガチャガチャガチャ!
ピッキング??
ガチャリッ!
カムが外れて、とびこんできたのは、血相かえた葦木場拓斗だった。
おまえピッキングも出来るのか。
一は泡くって、上掛けで裸体を覆っている。
こういうとき攻めはなんとなく度胸が座る。
俺も公貴も、特に何も覆わなかった。
拓斗は状況をぐるり見渡し、何か言いかけて、やめて、また何か言いかけて、やめた。
へたり込んでうずくまる。
何で。
何で何で何で!?
何できみは全部もってっちゃうの!?
泣いてる。
ひたすら。
俺も公貴もかける言葉がない。
でも一はそろそろと、上掛けごと移動して、拓斗の肩に手をかけたのだ。
泣き濡れた瞳がかれを捉える。
払いかけて、拓斗の動きは止まってしまった。
嗅いだんだ。
一の放つ、誘惑の、悦楽の香り…
拓斗も男だ。
抗えない。
一の両頬を両手で挟むようにして、その顔をまじまじとみつめたかと思うと、いきなりディープにキスした。
後はもう、同じだった。
俺と公貴が、俺と公貴と拓斗、になっただけ。
俺が抱き、公貴が抱き、拓斗が抱き、拓斗がしゃぶり、俺がしゃぶり、公貴がしゃぶる。
指で、舌で、それで、一がもう無理と言ってもなお、攻めて攻めて攻めて攻めて。
気が
くるう…
言って一は失神した。
意識を戻して、俺たちは再びそれをやる。
繰り返し、繰り返し、繰り返し。
もうだめ、腰が…
可愛く一がギブするけど、終わりはない。
俺たちは三人で、果てしなく一を突き続けた…
途中から雨になった。
もうちょいのとこでワイはスカシを捉えきれへん。
追って追って追って、追いついた思たら止まっとった。
近くのアパートを見つめてる。
パーマ先輩“ら”が、無口先輩と暮らす部屋や……
見てると中から轟音と、あろうことか箱学の、葦木場拓斗が出て来やる。
手嶋さんと青八木さんは中やろ。
泣きながら、肩を落としてゆく葦木場に、傘差しかけてる轟音が優しい。
なんかわかった。
新しくまた一人、あの甘い果実知ったやつが出たんや。
きっとあいつも同居だな。
何で俺らは…
後輩にすぎんのだろな。
つぶやくようにスカシが言う。
同じ言葉がワイの胸にも去来する。
運命は、理不尽や。
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