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プレゼントは俺~腐二次創作弱虫ペダル金城一家
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たすくは今夜泊まっていけるようだ。
年越しも一緒にしたいが、チームの予定とかもあるだろうからわがままは言えない。
輝(ひかり)を寝かしつけてから、グラスを四つ持ってリビングへ。
息子たちがもう飲める年になってるなんて信じられない。
「何飲む」
「バーボン!」
声が揃い、たすくとひろは目パチクリして互いを見やった。
やすともが噴いた。
たすくはワイルドターキーを、ひろはアーリータイムスを選んだ。
俺はワイルドターキーを、やすともがアーリータイムスを飲む。
「いっちょまえに酒飲むか悪ガキども」
「多分やす父より俺たち強いぜ」
「ナマ言いやがって。真護ズブロッカにしよう。全員平等!」
いちばん顔赤いのおまえなんだが。
案の定やすともが最初にダウンした。
抱き上げて寝室へ運ぶ。
あいかわらず軽い。
もうちょい肉つけろよバカ狼。
「バカッて言うなあー…」
!
口走ったかと思った。
寝言だった。
ベッドに下ろして上掛けをかける。
くーくー寝てるのが無邪気でかわいい。
不意に20才のきょうを思い出した。
首にふわふわのリボン巻いてた…
プレゼントはオレぇ…って…
一度やってみたかったんだヨ!
しなだれかかって来ながら、後半はケンカごしだったっけ。
なんだかすごく愛しくなって、でこにキスでもしようとして、はっと振り向くと、双子がニヤニヤこっちをのぞき見ていた。
「あついね~」
「よっ、お二人さん」
わが子ながら二人ともバカだと思った。
「じゃますんな」
二人の鼻先でバタンとドアを閉じてやった。
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