アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
22
-
その言葉を理解しようと反芻するたびじくじくと僕の心がなにかに蝕まれていく
でもそれはだんだん快感になって僕を襲った
触れられたいなんて思ってしまった。
彼に。
あんなに嫌だと思っていたのに。
体は鳴いて悦んでいたのだ。
遊ばれているだけなのに
揺れる視界の中で彼の姿だけがくっきりと僕の目に映る。
官能的な横顔
僕の腕を握るこの乱暴な手を見ていると
彼をまるごと飲み込んでしまいたいとすら思う。
2年校舎から1年校舎の4階の階段の踊り場はどこにも通じていないので誰も通らない。
そこにたどり着いて僕は何をされるのだろう。
どんな手付きで、目で、遊んでくれるのだろうか…
初めて話して2日のクラスメートにこんなにも醜いからだにされるなんて。
それが悲しくて情けなくて、俯いた
こんな僕とは裏腹にそそり立つ僕の局部が目に入ったけど、視界が滲んでよくは分からなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 77