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俺が茜くんを無視している間、彼はずっとイキたいイキたい言っててちょっと可哀想かなと思ってきた。彼には教えてあげないけど。
俺はこの瞬間を待っていたのだから。
俺は昨日の帰り道、彼の眼鏡から覗く潤んだ瞳が頭から離れなくて、なんだか悔しくなって何人かのセフレと連絡を取って気を紛らわせた。
その中の一人のヒカリは元カノでもありセフレだ。
俺はヒカリに会って、その日のモヤモヤとした気持ちを晴らすためにヤってなんとか彼を忘れようとしたけど、俺の心が満たされることはなかった。
────自分のものにしたい。
さっきまでのもやもやはハッキリとした形になって僕の頭の中を荒らした
彼を自分のモノにしてしまえばいいんだ────。
「ねえ、僕の玩具になる気はない?」
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