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「なんでだよ…」
「今日のひろくん、私の目見てくれないもん。」
「知らねえよ。ほら、ベッド行くぞ」
俺が立ち上がったのに、ヒカリはまだ座り込んでいた。
どこまでわがままなんだ、この女は…
「…そうやって素直になれなくて、自分で傷付いて、その人や他の人が傷付くこともあるのよ。」
伊達に1年付き合ってたわけじゃないって言いたいわけか。
「現実逃避じゃない、そんなの…」
「余計なお世話だ。」
そう言って自分の部屋に戻った。
しばらくするとドアの閉まる音が聞こえた。
ベッドに倒れ込むとどっと疲れが襲ってきて、気付いた時には朝だった。
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