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凛が少しも表情を変えない廣川くんの腹に顔を埋めたまま、彼が反応していないことに気付き顔を上げた。
「…?廣川?」
「…なに」
「お、おはよ…?」
「…」
ん、と呟き自分の席に行ってしまった。
もしかして、怒ってる…?
凛もおおかた同じことを考えてたんだと思う。
「あれって、俺のせい…?」なんてビクビクしてるし。
違うと思うんだけど…。
その後、1時間目の終わりに廣川くんは保健室に行ってしまった。
具合が悪かったのかもしれない。
とにかく、今日はそっとしておこう…怖いし。
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