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その時、授業の終わりのチャイムが鳴った。
それから1分もしないうちにドタドタという足音が聞こえて来たから、外に出てみたらやっぱり凛だった。
「うおっ、茜!大丈夫!?救急車来てたから茜運ばれたのかと思って…」
「1年が体育で骨折したんだってさ。」
「あ、廣川」
だから先生いなかったのか…
廣川くんはベッドから出てきて僕の横に立った。
やばい…今顔赤いかも
「とにかく、茜の消息が確認出来てよかった。」
「…」
あまりにも真顔で真面目に言うものだから、何だか申し訳なくなってくる。
「じゃ、教室戻ろっか」
「ふぇっ」
廣川くんがいきなり腰に手を回してきて変な声が出てしまった…
「茜っ、だだだ大丈夫!?!?」
「…」
…凛が馬鹿でよかった
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