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よし、やっとで完成した!
これでようやくあの実験を始められる。
幼い容姿の少女は一人ガッツポーズを決め、それから怪しげな液体の入ったボトルや道具をかき集めた。
(どれから試そうかなぁ)
鼻歌交じりに己の傑作たちを見渡す。
(まずはきちんとならさなきゃだし…)
明日からの実験を想像して、ニヤリと黒い笑みを浮かべる。
その時、スマホが着信を告げた。
「はーい、みんなの天才博士 悠妃〈ゆき〉ちゃんですよーーってクライアントさんか」
電話の相手は今回の実験の計画者であり、悠妃への依頼者だった。
「大丈夫、無事に出来たよ。明日からは邪魔な風吹〈ふぶき〉もいないし、予定通り始めるね」
悠妃の答えに相手は満足気に笑った。
「でも本当にいいの?おにぃに最初に触れるのがうちで」
君ならいいよ、とクライアントは快諾し、けれど記録は忘れずにと釘をさす。
「了解!じゃあ、結果報告を楽しみに待っていてね」
通話が切れた後、少女はしみじみと呟いた。
「つくづくおにぃは運がないなぁ。こんな変態に好かれちゃって」
変態、には己も含まれているのだが…それでも今さらやめる気はなかった。
「おにぃメス化計画始動、だね」
パソコンを開き、今後の予定を打ち出す。
とりあえず、全ては明日からだーー。
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..*
ーーそんな恐ろしい計画が進んでいるとはつゆ知らず、当の実験台である燈紀〈ともき〉は呑気に過ごしていた。
自分の運命が…否、身体が変わると思い知るまであと12時間。
彼は果たしてどうなるのでしょう?
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